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「ふたば系ゆっくりいじめ 659 よくあるお話/コメントログ」 子供たち、GJ -- 2010-06-17 06 18 50 大柄な男の子かっけえ。 -- 2010-06-21 15 21 47 この少年は見所がある きっと立派な鬼、お兄さんになるだろう -- 2010-06-27 00 52 35 偉そうなガキだ -- 2010-07-26 12 14 32 この子供達がスネ夫、静、ジャイアンに見えちまった ゆっくりのくせに生意気だぞー -- 2010-12-13 10 42 12 出てきた子供が昭和チックに感じた -- 2011-06-08 00 29 48 子供たちは良識があるようだ -- 2014-07-20 10 54 08
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「ふたば系ゆっくりいじめ 300 顔面胡椒/コメントログ」 ドドドド -- 2010-05-01 17 59 47 まさか、こんなことになるとは… -- 2010-06-30 14 41 45 ここまでひどくなかったけど俺も経験あるわ・・・ -- 2010-07-25 11 42 49 俺は七味唐辛子だった。そばにいた兄ちゃんが被害に。今でもごめんっておもってる・・・ -- 2010-09-06 16 44 49 わろたーーww -- 2010-09-12 02 17 33 こしょーかぶったかーWWWWWW -- 2012-01-20 12 45 11 美味しそうなピリ辛饅頭(100円) ゆっくり食べていってね! -- 2012-03-28 19 46 32 胡椒結構入ってピリ辛かなぁ? -- 2012-12-10 00 28 51 塩ラーメンが胡椒ラーメンになった今日この頃。 -- 2014-05-24 15 32 13 イラッとして書いた ↑苛立ちが表れているのか、全く感情の無い文章になっている。 飼い主さんは何か反応してくれ(笑) -- 2018-01-30 18 15 44
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「ふたば系ゆっくりいじめ 952 相対価値/コメントログ」 なるほどー。そういう返し方があったか。盲点だったわ。 -- 2010-07-12 10 01 50 納得いきました。 -- 2010-07-29 19 41 56 これれいむだからうまくいったけどでいぶなら無理だな。 -- 2010-08-19 03 35 13 破滅への第一歩「そんなのいいからあまあまよこせえええええぇぇぇぇえ!」 でなんでも切り抜けちゃうからな -- 2010-09-12 01 10 07 でいぶだったら、そんなのいいから潰れてくれ、でおk -- 2010-09-16 18 06 59 良い返しだ。感動的だなw -- 2010-11-28 16 08 43 めずらしく人の話を聞くゆっくりだな -- 2011-07-29 13 03 37 ↓↓だが無意味だ -- 2011-09-08 21 08 51 ↓ニーサンw でも本当の事だな素晴らしい言い返し方だ -- 2011-10-24 21 17 51 お兄さん・・・・ゆっくり対策の本を出版しようよ売れるよ -- 2012-07-26 16 33 52
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衣玖さん地霊殿でいじめ 前編から続き 毎日がお祭り騒ぎな地霊殿ですが、お祭りというのはケの日が後に控えているからこそ楽しいのです。 すなわち、楽しい後のお片付け。衣玖さんにだって帰るところがあるのです。 「えー? 帰っちゃうの?」 「ええ、いつまでも私が地霊殿の主をやっているわけには行かないでしょう」 「そうだそうだ、後は私が引き継ぐからさっさと帰れー」 地上に戻る事を告げる衣玖さんに残念そうな声を上げる空ちゃん。 こんな子でもお仕事ちゃんとしてるってのにお前らときたら 「また機会があったら遊びに来ます。地霊殿までなら」 「こっちからも遊びに行ってもいいかな? 火焔地獄は暇なのよ」 「かまいませんよ、ぜひどうぞ」 儚い人間なんかと違って寿命は長いのです。 またいつでも会えますとも。 「それに、地霊殿の主ならさっき帰ってきました。ずいぶん元気そうでしたよ、さとりさん」 「まじで?」 勇儀さん吃驚。 「「地霊殿乗っ取り完了と思ったのに」……ですか。すいませんね、生きていまして」 「さとり様! 生きてらしたんですか?」 「ええ、おかげさまでね、空。想起「生と死の境界」、地上の妖怪も便利な技を持っているわね」 「紫さんの技ですね。別名「死んだフリ」」 「さとり様さとり様、お燐はどうしたんですか?」 「お燐? お燐は地上よ。猫車で死体旅行を満喫していたら九尾の狐に拉致られて行ったわ」 「ああ、だからなんか大きいと思った」 「お姉ちゃんただいまー」 さとりさんの後ろから現れたのは守矢さんちの巫女さんと古明地のとこのこいしちゃんです。 どこかの引きこもりデストロイヤーフランちゃんと違って外交的。そして不感症。 「こいし、貴方どこかに行っていたの? それにその人は誰? そんなペットいたかしら」 「いやいや、私はペットじゃありませんよ。少しばかりお使いで来たのです」 「……「むしろペットは家の神様」」 さとりさんの欠点は思った事をホイホイ喋ってしまうところなのです。 沈黙は美徳。男のおしゃべりはみっともないってよく言うじゃないですか。 「お姉ちゃん。この人はおくうに力をくれた山の神様のところの巫女さんよ。 お客様としてもてなしたいのだけどいいかしら」 「山の巫女? 人間ね。ちゃんと世話するのよ」 「だからペットではないと」 こんなだから嫌われるのです。 でもペット呼ばわりされる早苗さんもいい感じです。首輪とか紐とかつけちゃったりして。 「早苗、ごはんの時間よ」 「はい、ありがとうございますこいし様」 「こいし様じゃないでしょう。こういうときはなんて言うのだったかしら」 「ああすいません。ありがとうございますご主人様」 「早苗はお利口ね。いいわ、お食べなさい」 食事のときは特別な関係。 普段こいし早苗と呼び捨てにしていてもこのときばかりは決められた、主従の関係に収まるのだ。 理由は簡単。食事の際はさとりがいるから。 この不躾な主は地霊殿に自分と妹以外にはペットの存在しか認めないのである。 「こいし、主人より先にペットに餌を与えてはダメよ」 「あ、お姉ちゃん。別にいいじゃない、それくらい」 「ダメよ。自分は主より先に食べていいだなんて勘違いしては困るわ。躾はしっかりしないとね」 餌に口をつけようとしていた動きが止まる。 敏感に、身の上に迫る気配を感じて早苗はそっと顔を上げる。 そこにあるのは敬愛するご主人様と、その姉。 「服を脱がせなさい」 「お姉ちゃん?」 「服をしたまま躾をすると破れてしまうわ。もったいないから脱がせなさい」 「そんな……、昨日汚れるからといって下を脱がせたばっかりじゃない。 残った上まで脱がせるって言うの? 風邪を引いてしまうわ」 「……そうね、そういえば昨日下は脱がせたわね。それに、上の服だってそんなに上等なものでもないか。 いいわ、そのままで。好きなようになさい」 さとりの了承を得て、少しばかりほっとしたような表情を見せるこいし。 ここでは主従の間柄だがさとりのいないときは大事なお客さんなのだ。 そんなこいしを見て、早苗も少しばかり微笑みを取り戻す。 自分は大事にされているのだと再認識できる。 しかし、さとりにとって服の有無なぞ誤差の範囲である。 「粗相をしたお仕置きよ。これを嵌めなさい」 早苗の首から皮製の首輪を取り外し、代わりの首輪を早苗の首にあてがう。 インコの足輪から、ナイルワニの首輪に変わったかのような錯覚すら覚えさせる重厚な首輪だ。 さらにそこから太く長い鎖がつながっており、その先はさとりに握られている。 当然、早苗のようなひ弱な現代っ子に装備できるような代物ではない。 自然と早苗の首は、その首輪に引きずられ地に伏すこととなる。 「あぅっ!」 ドスンと鈍い音をたて、早苗は再び四つんばいの格好になる。 先ほどと違うのは首の位置。首輪に縛られ、腕をまっすぐ突く事さえ出来ない。 「あらあら可愛いわね。いいわ、そのまま少し待っていなさい。こいし」 「……うん」 動けない早苗を放置して、さとりとこいしは二人してテーブルで食事を始める。 静かな部屋には時折食器の音が響くのみ。 早苗は何とか首を捻じ曲げてご主人様に視線を向けるが、こいしの表情は窺い知れない。 「ふう、ごちそうさま。じゃあ、そろそろ貴方にもごはんをあげましょうか」 食事を終え、さとりがゆっくりと席を立つ。 早苗の前に立ち、薄ら笑いを浮かべると足元に置いてある器をつま先で早苗の鼻先へと押しやる。 「食べなさい」 器に盛られたペットフード。 押し付けられたそれを、早苗は信じられないもののように見つめ、涙を浮かべる。 「「くやしいっ、こんな奴に。でも今は耐えなきゃ、ビクンビクン」……ね ペットの分際で立派な精神をお持ちなこと」 「くっ!」 考えてしまった思考がさとりへと洩れ、早苗は首から引っ張り上げられてしまう。 小柄な少女の容姿をしていようともさとりは妖怪。この程度の首輪を持ち上げるのは容易い。 「生意気な目ね。ペットはもっとご主人様に媚びるものよ」 言い終わるや否や、早苗の頬に鋭い痛みが走る。 打たれたのだ。鎖を持っていない、空いた方の手で。 「ほら、やって御覧なさい」 さとりの暗い声が聞こえてくる。 早苗はその声を聞いて、恐る恐るさとりに振り向く。 「誰が怯えた目をしろと言ったの?」 返す手ではたかれる。 冷たい声が早苗の頭に響いてくる。 「違う」 また打たれる。 早苗がさとりに顔を向けるまで待って、さらに一発。 ぱん、ぱんと断続的な音が地霊殿に鳴り響く。 その中心には口元を吊り上げ、目を喜悦に歪める一人の妖怪と、彼女に弄ばれる一人の人間。 そして、その傍には黙々と食事を続けるもう一人の妖怪少女。 不可解な情景。だが、それも終わりを告げる。 頬を真っ赤に腫らし、涙でぐちゃぐちゃになった顔を向ける早苗にさとりが愛想を尽かしたのだ。 「もういいわ」 そう言って、鎖を持った手を離すさとり。 支えを失った首輪は、そのまま重力に従って落下する。 「あぐっ!」 ダンッと派手な音を立てて突っ伏す早苗。 その衝撃でペットフードがあたりに飛び散る。 「食べていいわ。次までに媚びることを覚えておきなさい」 興味が失せたとばかりに無感情な言葉を投げるさとり。 早苗の事を見ようともせずそのまま席に戻り深々と溜息を吐く。 「……食べないのかしら?」 しばらく、そのまま呆然としていた早苗に声がかかる。 この一言で早苗は我に返り、自分の状況を思い出す。 冷たい目をしたさとり、先ほどから自分を振り向こうともしないこいし。 ……目の前に散らばる、ペットフード。 食べないといけない。食べなければ。 決意を固め、早苗は恐る恐る床に散らばる欠片に舌を伸ばし、咥える。 「おいしい?」 「……はい、おいしいです……」 この瞬間、早苗は何か大切なものを失ったと感じた。 今まで、このような屈辱を受けた事はない。 口で直にペットフードを食べるのは前からやっていたことだが、 このように、床に這いつくばって零れた餌を食べるのは初めての事である。 悔しくて、悲しくて、早苗の目から涙が流れる。 それでも一つ、二つと続けて口に入れていく。 先ほどまでの衝撃はもう感じない。 壁を越える、というのはそういうものである。 「ひぁっ!」 そんな早苗に、今度は上から冷たい液体が浴びせられる。 とっさに閉じた両目を幽かに開き、早苗はその液体の正体を確認する。 「忘れていたわ。よくやったペットにはご褒美に牛乳をあげないといけないのだったわね」 頭上から聞こえるさとりの声。 頭の先から足の先まで、全身くまなく牛乳を浴びせられる早苗。 だばだばと注ぐ音が次第に衰え、早苗の脇に空になった1L牛乳パックが見せしめのように置かれる。 「邪魔をしたわね、続けていいわ」 先ほどと同様、さとりはまったく抑揚のない声を発し、そのまま部屋を出ていく。 後に残されたのは早苗とこいしの二人のみ。 静寂に包まれる部屋に、それでもしばらくして音が戻り始める。 ぴちゃ、ぺちゃと、早苗が再び牛乳まみれの餌に舌を伸ばす音。 「……ごめんね、私がごはん食べるの遅いばっかりに」 そこへこいしの無感情な音が重なる。 だが、それは早苗の惨めな感情を増すばかりであり…… 「もう一つ忘れていたわ」 ばたんと音を立ててさとりが再び部屋へと戻ってくる。 その姿にこいしがはっと顔を上げる。 早苗も、首こそ上げられないが顔と視線のみをさとりへと向ける。 「……おくう?」 「ええ、おくうよ」 さとりに連れられて来たのはさとりのペットの霊烏路空である。 早苗と同じく首輪をしているが、こちらは基礎が妖怪な為、難なく行動している。 「おくうの食事がまだだったわ。おくう、貴方の食事だけど今日は用意していなかったわ」 「……そうですか」 さとりの無遠慮な一言に怒りの声を上げるでもなくただしゅんとした様子を見せる空。 「だからね、早苗に分けてもらいなさい」 「え……?」 「ペット同士仲良く分け合いなさい。ほら、まだいくらか残っているわ。 足りないようなら早苗にちょっと出してもらいなさい」 「……はい」 反抗するそぶりさえも見せず、こくりとさとりの言う事に従う空。 そのまま早苗の方にとてとてと歩み寄っていき…… 「ちょっと待って!」 「なあに早苗?」 「そ、それはいくらなんでも」 「あなた、ペットの分際でご主人様に口答えするの? ちょっと躾が足りなかったのかしら」 必死の抗議を試みる早苗に対し、さとりは先ほどまでと同じ表情を覗かせる。愉快と、喜悦。 「あ、ぁ……」 「お姉ちゃん」 そこへ、こいしが割って入る。 意志薄弱な瞳で姉を見つめ、あくまで無感情に語りかける。 「食事中のペットにちょっかいを出すのは最低の嫌がらせって聞いたわ。 躾なんて後でも出来るでしょう、食事くらい落ち着いて取らせて上げましょう」 「こいし……」 「さ、行きましょう。向こうでおとなしく待っていればいいじゃない」 こいしはぐいぐいと姉の背中を押し、部屋の外へ追いやる。 扉に手を掛け、最後に中にいる早苗と空に手を振って、閉める。 閉まった扉を見つめ、早苗はさとりが去った事に安堵をもらす。 助かった。これで終わった。 首が上がらず、全身牛乳まみれな状況が変わるわけではないが、 それでもさとりの存在に比べればたいした問題ではない。 「ひゃぅっ!」 だが、早苗は独りになったわけではない。 不意に頬を襲った感覚に可愛げのある悲鳴を上げてしまう。 「……空さん?」 どきどきしながら横を振り向く、そこには空がいる。 トロンとした瞳で早苗を見つめ、口元からはだらしなく涎が垂れている。 「早苗様……、空ね、おなか空いてるの。ちょうだい」 「空…さん?」 空の言葉に再び怯えの感情が滲み出してくる。 あわててあたりに視線を走らせて見ると、 先ほどまで周りにあった餌が一粒も見当たらない。 「あ……、全部食べ……、空さん?」 「早苗様……」 早苗の頬に両手を伸ばし、挟み込んで固定する空。 力なく空いた口から垂れる舌の先から、一滴の雫が糸を引いて早苗の口へと下りる。 「っ!」 「早苗様……、ちょうだい。あと、もうほんの少しでいいから……」 「あっ、やめ……!」 早苗は逃れようと首に力を入れるが、首輪と、空の両手に阻まれて動かす事が出来ない。 あわてて手で空を阻もうとするが体制が悪くうまくいかない。姿勢も変えられない。 そうしている間にも、空の倒錯し、欲に溺れた瞳に映る早苗の姿は大きくなっていく。 空と早苗、二人の鼻先が重なり、空の舌が早苗の硬く閉じられた唇のスキマへと触れる。 それでも互いの距離がそこで止まるという事はなく、そのまま空の舌は 「そこまでだぁぁぁぁぁっ!!!」 「ぱちぇりっ!」 悲鳴にも似た叫び声と共にさとりさんの体が当社比三倍の三次元回転を披露しながら宙を舞います。 彼女にその運動エネルギーを与えたのは勇儀さんです。グーです。パーじゃありません。 「こここここここの破廉恥妖怪! さささっきから黙ってき聞いていれば調子に乗りやがって!」 「勇儀さん、勇儀さん、おさえて、おさえて」 「ここは恥隷殿じゃない、地霊殿だ! 勝手に大人の独演会を始めるんじゃない!」 「落ち着いて、落ち着いてください! あああ毀れてます、お酒毀れてますよ」 真っ赤な顔をしてさとりさんをがなりつける勇儀さん。 全身わなわなと震え、衣玖さんの言うように杯からパシャパシャとお酒が毀れてしまっています。 アル中です。痙攣起こし始めたら素直に救急車を呼ぶべきです。 「いいか、この私の前に立っていいのは清らかな乙女だけだ! 箒に乗ったハーフエルフなんてお断りだ!」 「勇儀さん勇儀さん! 落ち着いてくださいってば、どうどう!」 いきり立つ勇儀さんを衣玖さんは何とか押し宥めようとしますが効果がありません。 勇儀さんの首に巻きついた羽衣がたずなに見えるとかそんな事ありませんとも。 「……グ…ゴブッ」 「すごい、立った! さとり様が立った!」 血反吐を撒き散らしながらよろよろと立ち上がるさとりさん。 そのあまりの姿は空ちゃんや早苗さん、こいしちゃんに至るまで がたがたと勇儀さんと衣玖さんの後ろで怯えさせてしまうほどです。 「ま……まさか一撃で五回分も持って行かれるとは思わなかったわ…」 幻想郷の少女たちは一回や二回被弾してもなんともありません。 ましてや今のさとりさんは生と死の境界プラスギャグ補正というチート状態。 すなわち残機八。五回なんてまだまだ。 「立つが良いさとり。ご覧の通り、今から貴様が挑むは無限の拳。恐れずして来い!」 「い……いや、その前に状況の整理をぶっ!!」 「すごい…、来いって言ったのに自分から行きましたよ」 「行くぞhentai王! 想起の在庫は十分かぁぁ!!!」 「ちょ……、ちょとまっがっ!」 「言い直したわ」 「言い直しましたね」 挑む気なんか1%も起こらない惨劇。 こんな血の雨地獄に好んで入って行こうだなんて奇特な考えの持ち主はそうはいません。 すなわち、衣玖さん空ちゃん早苗さんこいしちゃんはしばしブラッディレインの鑑賞会を楽しむのです。 「本当にごめんなさい、お姉ちゃんが粗相をいたしまして」 「いやいや、こいしちゃんは悪くないさ。悪いのはその変態妖怪なんだから」 「勇儀さん、そんなのでもこいしさんのお姉さまです。その言い方は無いのではありませんか?」 「たしかに、それはすまなかった」 モザイクがかかってもなお21禁な背景の下、こいしちゃんは古明地家の誇りをかけて平謝りです。 衣玖さんはいつも通り、勇儀さんは、なんていうかすごく鬼です。 空ちゃんと早苗さんは御幣や制御棒で21禁を突付いて遊んでいます。 地獄鴉や常識から解き放たれた風祝にとっては良い玩具。 「神職を出汁にネチョい妄想を展開するとはなんたる外道。普通私が攻めでしょう、常識的に考えて」 穏やかな顔で、だが手元は殺気に満ちている早苗さん。 一方の空ちゃんは無言でネギの如く制御棒を振り回しています。 制御棒は肉たたきにもなる。豆知識。 「ところで早苗さん、貴方は何故この地霊殿に?」 「ちょっとここの主人に挨拶をと思いまして」 「はあ、挨拶ですか」 「はい、これから長い付き合いになるかもしれないとのことで菓子折り持ってですね」 そう言って袖から菓子折りを取り出す早苗さん。地味に奇跡。 「そういうわけなのでこいしさん、これからどうぞよろしくお願いします」 「え、わたし? ……ええ、こちらこそよろしくお願いします」 結局招待してくれたこいしちゃんと挨拶を交わす早苗さん。 地下にもぐってきた意味はあんまりなかったようです。 「さて、では今度こそ本当にお暇することにしますね」 「すいません、たいしたもてなしも出来ずに」 「いえいえ、こちらこそ勝手に代行なんかしてすみませんでした」 お互いぺこりと頭を下げるこいしちゃんと衣玖さん。 こんな礼儀正しいあいさつは幻想郷で幻想入り寸前です。 こうして衣玖さん他は各自ようやく自分の居場所に戻っていったのです。 「計画通り」 「さすが紫様、汚い」 おぬしも悪よのうな紫といえいえお代官様には敵いませぬな藍様。 帰り道に寄った衣玖さんと早苗さんが帰った後の会話です。 「比名那衣天子が衣玖が帰ってこないと泣きついてきた時はどうしようかと思いましたがさすが紫様」 「うふふふふ、わざわざ子守をしてあげたんだもの。このくらいのリターンはあって当然」 「子守したのは主に私ですけどね」 地下深くで発生した惨劇の顛末。 事の次第を土産話として聞いて、紫は満足しきり。 「心を読む妖怪。自分が何でぼっちで引きこもりなのか忘れてしまったのかしらね」 心を読むがゆえに恐れられ、疎まれた妖怪。それだけ聞くと悲劇のヒロインぽいのだけれど。 と、広げた扇の向こう側でくっくっと笑う紫。 「引きこもった時点で所詮負け犬。あれならまだ心を閉ざして放浪している妹の方がましと言うもの」 「それでも、ずっと隠れているなら良かったんでしょうけどね」 「対策もせずに出てくるから悪い。自分の能力を本当に把握していたのかしらね」 「「考えている事が全て聞こえてきてしまう」、紫様の前でそんな事を言ってはね」 「何のフィルタも通さずに直接意識に流れ込む情報は恐ろしいわよ、ねえ藍」 「まったくですね、特に紫様の場合」 式神を自在に操る紫にとって、意味を持たせた情報を想像させるなど造作もありません。 後は媒体さえ居れば良かったのです。 「うまいこと地下の猫車を攫えて本当に良かった。 猫の式なんて実績もあるかららくちんだったし」 「後は放して戻すだけ。式の通り考えて、それがそのままさとりに入る」 「そして、無意識のままに入ってきたプログラムの通り、朗読を開始する」 「まさか成功するとは」 「なあに、藍。貴方私を疑っていたの?」 「いえいえ、ただ本当に対策をしていなかったとは思わなかったので」 今時ファイヤーウォールを持ってないパソコンなんてありません。 その点で藍様の言っている事は至極当然。 「対策しているなら引きこもらないわ。それにホイホイ読んだ事を言う時点で既に怪しいのよ」 それぞれ実によく似合う微笑を浮かべる紫と藍様。どう見ても私怨です、本当に(ry 「ねえ、こいし。あなた心を閉ざしてよかったと思う?」 「どうしたのお姉ちゃん。いきなりそんなこと聞いて」 地霊殿。 今度は本当に管だらけになって布団に横たわっているさとりさんが呟きます。 「私はね、貴方の事を可哀想だと思っていたの。 自分の心を閉じるなんて逃げだ、心が弱いんだって」 「お姉ちゃん」 「でも、今になって思うの。こいしは弱くなんてなかった。 ……本当に弱かったのは私なんだって」 「そんな事ないよ、お姉ちゃんは優しいじゃない。私にペットだってくれたし」 「でも……、今思えばそれだって……。 自分はこいしより上なんだ、可哀想な妹を気遣ってやってるんだって言う虚栄心でしか……!」 震え、音程の定まらない掠れた涙声でさとりさんは自分を貶めるのです。 「さとり様、お加減いかがですか」 そこへ入ってきたのは燐ちゃん。 あの後こっそりさとりさんを猫車に乗せようとしていたところをこいしちゃんに見つかり大目玉。 憑いた式まで見つかり、風呂桶へ放り込まれて全身水洗いの後雑巾絞りでお毛毛総立ち。 「っ!」 そんな燐ちゃんを見てか細い悲鳴を上げるさとりさん。 「さとり様?」 「……やだ」 「どうされました? さとり様」 「やだっ! こないでっ!」 怯えの色も明らかにさとりさんは燐ちゃんを拒絶します。 いまいち状況のわかっていないこいしちゃんはさとりさんの不自然な行動の意味を掴めません。 「お姉ちゃん、お燐がお見舞いに来てくれたのよ。そんな事言わなくても」 「くるなぁっ!!」 金切り声を上げ枕を燐ちゃんに投げつけるさとりさん。 そのままいろんな管引きちぎってでも逃げようとするさとりさんをこいしちゃんが必死に押しとどめます。 「嫌だ! こないで、……いやぁ、ききたくない。一人にしてお願い……」 「お姉ちゃん……」 効果がないことがわかりきっているのにそれでも両手で耳を塞ぐさとりさんを見て、 こいしちゃんもようやくさとりさんが何に怯えているのか当たりがつきます。 「お姉ちゃん、お燐に憑いていた式はもう剥がしたわ。 もう意識を読む事で動かされる事はないから安心して」 「うそ……、うそよ。こいしもそんな事言って私を騙そうとしているんでしょう」 取り付く島もなく床に突っ伏して泣く姉を見て、こいしちゃんは燐ちゃんに目配せするのです。 「……わかりました。しばらく博麗神社にでも行っています」 「うん、ごめんね」 すごすごと引き下がる燐ちゃん。 猫車を引いてはいけません。 「いや、もういや……。私もこいしのように心を閉じたい……」 「お姉ちゃん!?」 「ねえ、私も心を閉じたら外に出れるかしら、人の心に怯えずに生きていけるのかしら……」 「ばかっ!」 無理矢理さとりさんを引き起こして自分の方を向かせ、こいしちゃんはさとりさんの頬を張るのです。 「お姉ちゃんの馬鹿! どうしてそうなるのよ」 「だって、だってもう嫌なのよ。誰かに嫌われるのも、独りぼっちになるのも……」 「だからってなんでお姉ちゃんまで心を閉じようとするのよ、そんな寂しい事言わないでよ」 「そんな事言って、こいしは寂しいなんて実際は感じないんでしょう? ……羨ましい」 「お姉ちゃんってば!」 ひときわ大きな声。 その、妹の意外な大声にさとりさんはゆっくりと顔を上げるのです。 途端に、頬を濡らす何か。 「こい……し?」 「お姉ちゃんまでそんなのでそうするのよ! もっとしっかりしてよ!」 「あなた……、泣いているの……?」 こいしちゃんの目から、頬を伝って流れる一筋の雫。 それがさとりさんの頬に落ちてきていたのです。 その雫に微かに残るこいしちゃんの体温は、 めぐりめぐってさとりさん自身の涙として再び表に現れるのです。 「心を閉じるのは弱いからだってお姉ちゃん言っていたじゃない! お姉ちゃんは弱いの!? 違うでしょう! 私のお姉ちゃんは強いんだから!!」 「……こいし、こいしいぃぃぃぃ……」 「お姉ちゃんっ……」 ぼろぼろに泣き崩れながらお互いに抱きしめあう古明地姉妹。 この、暗く寂しい場所だった地霊殿もこれから少しづつ変わっていくのかもしれません。 「ふむ、ちょっと薄かったですかね」 「ふmふm、……んー、確かにちょっと薄味ね」 三度変わって天界非想天。 高台に敷かれたレジャーシートの上で衣玖さん達はお食事中なのです。 「いやいや、こういう薄いおむすびもなかなかにお酒の味を引き立ててくれるものさ」 「まったくだね、少なくとも酒以外のものがあるというのは大きい事だよ」 「それで衣玖、このヒト誰?」 一緒になって衣玖さんと天子ちゃんの横で宴会をしているのは勇儀さんと萃香さんです。 久しぶりに会ったということもあり、二人はお酒が進んでいます。 「地底で出会った鬼さんです」 「ふーん」 今更一人でも二人でも変わりません。 「おかーさん、あーん」 「ああ、はいはい。あーん」 もむもむ 「……で、そっちは」 震える指でおむすびを租借する空ちゃんを指す天子ちゃん。 「可愛いでしょう」 「うにゅ」 天子ちゃんの問いに空ちゃんを抱きしめながら返事をする衣玖さん。 そのだらしない笑顔にゆがんだ表情は馬鹿親そのもの。 「あまりに可愛らしいものだからお持ち帰りしてきました」 「うにゅぅ~」 すりすりと顔を衣玖さんに埋めて全力で甘える空ちゃんに天子ちゃんの怒りは有頂天に達するのです。 「いいいいいい衣玖、やっぱり動物は自然に返してきた方が良いんじゃないかしら」 「あーん」 「はい、あーん」 「人の話を聞きなさいよ!」 ぜえぜえと荒い息を吐く天子ちゃん。高山病でしょうか。 「いえいえ、この子に関しては餌付けを守矢の神様から任されていまして」 「そういうことだよ、わたしはおかーさんに餌付けをされているのさ。邪魔をしないでもらえる?」 空ちゃんの勝ち誇ったような顔を見て、想像を絶する悲しみが天子ちゃんを襲います。 表情が七変化し、最後に何か決意を秘めたような目つきになります。 「な、なによ」 そんな天子ちゃんに少しばかりびびる空ちゃん。天子ちゃんガン無視。 「衣玖」 「はい?」 「あ、あーん」 ……………。 目を瞑って衣玖さんにあーんをする天子ちゃん。 無為な時間が流れ、天子ちゃんのあごが疲れてきた頃に ようやくおむすびがその小さな口に放り込まれるのです。 「うむうむ。どうだ!」 カッと目を見開いて勝利ポーズな天子ちゃん。かっこいい。 「うんうん、とっても可愛らしかったわよぉ」 ところが目の前にいるのはスキマ妖怪。 ニヨニヨと胡散臭い笑いをうかべお弁当用のバスケットまで携帯しています。 もはや胡散臭い通り越して不気味なレベルですが多分そんなことはありません。 「愛に飢えているのね、天子ちゃん。いいわ、私がたっぷりと与えてあげましょう」 「全力でお断りしたいのですがどちらで受け付けておられますでしょうか」 「残念ながらここまできたらキャンセルはできないんだ。付き合うから我慢しなさい」 諦め一色な声とともに藍様に捕縛される天子ちゃん。 「さ、いっぱいあるわ。遠慮せずにお食べなさい」 「まあ、とりあえず座りなさい。疲れるよ」 「おお、この稲荷寿司美味しい」 「そうだろうそうだろう。お前も式神やってみる?」 「藍、猫と鴉同時に飼う気?」 ほぼ簀巻き状態にされた天子ちゃんに自由はありません。 凹凸が少ないから縄抜けとか簡単なんだろうなぁ、いやなんでもない。 「衣玖!? 衣玖どこに行ったの!? いくぅーーー!!」 非想天に響き渡る悲壮な叫び。帰ってくるのは風の音。 そんな天子ちゃんの泣き声をBGMに衣玖さんは一人離れて一休みをするのです。 よく慣れ親しんだ天界の空気。 そよそよとそよぐ心安らぐ空気を胸一杯に吸い込んで、 衣玖さんは地霊殿のさとり姉妹の事を思い起こすのです。 見た記憶もないはずなのに、とても仲良く暮らしている姉妹を想起する衣玖さん。 その情景に頬を緩め、衣玖さんは温かい心で騒がしい宴会の中へと戻っていくのでした……。 相変わらず、この人のSSは好きだ -- 名無しさん (2009-06-12 14 00 52) にしても衣玖さんってあんまいじめられてないような -- 名無しさん (2009-06-13 18 42 31) 衣玖さん虐めてないじゃないかwww しかし面白かったからおK -- 名無しさん (2009-06-14 18 29 39) 正直意味がわからないが、ハイテンションで良いな。 -- 名無しさん (2009-06-15 09 19 15) 途中から早苗いじめになってる件・・・ -- 名無しさん (2009-06-15 22 06 39) 恥隷殿wwwいってみたいwwwww -- 名無しさん (2009-06-18 19 41 09) 箒に乗ったハーフエルフ… アーチェか? -- 名無しさん (2009-07-31 15 58 55) 小ネタ効きまくってるなー、相変わらずw -- 名無しさん (2010-07-04 19 25 15) やべぇw早苗を飼いたいwww -- 名無しさん (2010-07-10 18 59 17) だるばむ -- 名無しさん (2010-08-18 14 27 42) だるばむとか書いてすみませんでした -- 名無しさん (2010-09-28 16 22 21) さとり気の毒だな。 -- 動かぬ探求心 (2013-10-02 17 04 51) 名前 コメント
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注意書き タイトルこそとある落語ですがその落語との関連はありません。 虐待無し。人間虐め。 作者当てシリーズってやつです、見事正解した名前あり作者さんの中から抽選で一人、このSSの作者とネチョるSSを書いてくれるという話はありません、あしからず。 やあ!僕は虐待おにいさん!使い古された感があるこの挨拶だけど、たまにはいいよね!! そんな自分の元に一人の青年が訪れる、彼とは昔から付き合いがあり、自分もゆっくりを虐待したいと言ってきたので簡単な虐待道具を見繕った事がある。 そんな彼がゆっくりのことで話があると言ってきたのだ、そしてゆっくりは見せないでくれとも言ってきた。 「やめでぇ!!おにいざん!!でいぶばなびもじでないよぼぉぉ!!がえじで!!おうじがえじでぇぇ!!」 「うっさい」 さっきまで潰れると潰れないのぎりぎりの力でトンカチで殴っていたれいむを透明な箱に入れて蹴り飛ばす。 「もうおぞらどびだぐないいいぃぃぃ!!」 そんなことを言いながられいむは隣の部屋へと吸い込まれていった。 「やあ!よく来たね!!ゆっくりしていってね!!」 そんな挨拶をしながら青年を迎え入れる、彼はもともと健康的な顔色をしているというわけではなかったのだが、今日は一層顔色が悪くなっているような気がした。 「すいません…それ、やめてくれませんか?」 「ん?どうした?あんなにゆっくりをいたぶるのが好きだって言ってたのに…」 「そのことを含めて相談に来たんです、とりあえずゆっくりは全部閉まってくれましたか?」 「ああ、さっき全部奥の部屋にしまったよ、とりあえずあがりたまえ、お茶と饅じ…煎餅でも出そう」 青年を居間に通す、ソファに座らせそこで待ってるように言った後、お茶を入れて持ってきた 「それで、何の相談だ?好きな人ができたとか言われても彼女いない歴=年齢な俺には恋愛相談には乗れんぞ?」 「そんなんだったらあなたには聞きません、実はこれを返しに来たんです」 そう言って彼が取りだしたのは自分が少し前に彼に上げた、透明な箱をはじめとするゆっくり虐待道具だった。 「おいおい、それは俺が君にあげたんだ、返してもらわなくても…」 「俺、ゆっくり虐待を止めようと思うんです」 「…なに?」 なんだって?ホワイ?なんで?どして? 「とりあえず、理由を聞かせてもらおうか?」 「はい、じゃあ…」 青年は一口、お茶を飲んでから話し始めた。 「あなたに教えてもらってから、ゆっくりを虐待したとき、俺はとても楽しかった、いろいろな鬱憤をゆっくり相手に発散できた、虐待という麻薬にトリップしていたといってもいいでしょう」 「その例えは俺達がみな麻薬常習犯みたいに聞こえるからやめてくれないか」 いきなり何を言っているんだ、こいつは? 「僕はゆっくりを捕まえて、いろいろな虐待をしてきました。殴る蹴る、箱に閉じ込める、足を焼くなどです」 まあ、当然だろう。その三つは虐待の初歩の初歩といってもいい、虐待が趣味の人間でこの三つをしたことがないというやつはほとんどいない。 「ただ、つい最近、あることに気付いたんです。自分はゆっくりの親子を使った虐待、親の前で子を殺すという虐待をしていなかったんです」 「うん、それで?」 「内容としては簡単なものでした、親の足を焼いてその目の前で子を一匹ずつ殺して行くというものでした、親は泣き叫ぶし、子は僕が口添えしたので親が自分たちを見捨てたと思って親を罵る、 必死な親と俺に殺されようとしているのに親を罵ることしか考えない子ゆっくりがとても滑稽なものに見えて何とも言えない気分になりました」 「無力な饅頭風情の生死を自分が握っている、その間隔がとても心地よいものだったろう?他の生物では味わえない、ゆっくり虐待ならではの特権だな」 「まあ、そうなんでしょうかね」 無力なのに自分たちの生存権と所有権をひたすら主張するだけの汚いまんじゅう、そんな生物に自分たちの無力さを思い知らせ、親子間に誤解を生ませてそのまま一家まとめて皆殺し… ああ、なんていいんだろう。と、俺がトリップしかけたところで青年が話を続けた。 「その虐待がしばらく僕のマイブームになっていました、ただ、先日あるれいむ一家を虐待しようとして…怖くなったんです」 「怖いって、何が?」 れいむ種?まりさ種ならドスになりかけのやつでいきなりスパーク撃たれて髪が焦げたという話は聞いたことがあるが…そんなことを考えていると青年は少しづつ話し始めた。 「さあ!!今日も張り切って虐待するぞ!!」 そんなことを言いながら外に出た僕は虐待お兄さん。 実際はそこまで虐待回数も多くはないからお兄さん見習いってところかな? 今僕がはまっているのはゆっくりの親子を使った虐待だ、まさに人生の春を謳歌しているというゆっくり一家を捕まえ家に持って帰ってから、親の足を焼く。 たいていゆっくりどもは「ばりざだじだにもばるいごとしでなびのびどぼじでぇぇぇえ!?!?」とか言ってくるけどお前みたいなのが道端を歩いているから悪いんだ。 学校でも会社でも虐められる立場だった俺でも今は何とか生活している、そんな俺にすぐ捕まってしまうような饅頭の癖に家庭持ちなんて生意気だし、そんなに非力な存在なら 人間に危害を加える前にさっさと一家心中した方が地球環境のためにもなると思うんだけどね。 「おかーちゃんにひどいことしりゃいでぇ!!」 「おかーちゃんをはにゃちぇ!!」 当然親の悲鳴を聞いた子ゆっくり達は抗議の声を上げてくるがそんなものは無視、弱者の懇願をはなから無視するのってある種の快感だよね。 「お、おがぁざんのごどはいいがらちびじゃんだげでもにげでえぇ…」 残念、子ゆっくりはジャンプしても越えられないような深さの桶に入れてるから土台無理なのよね。 「ゆっぐりでぎないおじざんはじね!じねぇ!!」 あーはいはい、いつか死にますよ、確実にお前らよりは後だけどな。 とりあえず親の足(?)の部分をなでまわしてこんがり焼けていることを確認する。 「どーだーゆっくり、ちゃんと歩けるか?」 とりあえず確認のために地面に置いて煽る。 「あるけなぐじだのはおばえだろおぉぉ!!じね!あやばれぇぇ!!」 生首が体中を震わせながら目を真っ赤にしながら泣きわめくさまはどう見て持ちも気悪い、気持ち悪いのがさらに俺のテンションを上げてくれる。 さて、喚くだけで動けない親を桶がよく見えるようにおいて、子を殺すことにする。 「おじびじゃん!!にげでえぇぇ!!」 「おかあちゃんどこにいりゅの~!?」 桶の中からは親はよく見えない。だが親の悲鳴から俺をゆっくりできない人間と認識したのか必死に逃げようとする。 まったくもって無様だ、こんな狭い桶の中で逃げ切れるわけないのに。 「はなちぇ!!はなちちぇ!!おかあちゃんたちゅけてぇ!!」 とりあえず最初に一匹掴み、親と子両方からよく見える位置までもって行く。 「れいむのおちびじゃんをはなじぇえええ!!」 「おねーちゃんになりちゅるのー!!」 「いもーちょをはなちぇ!!そしちぇあやまりぇえ!!」 「はい一匹目ドーン!」 「ゆぎゃ…!!」 俺の手の中で一匹目の赤ちゃんがはじけた。一瞬の静寂の後、親と子が同時に叫ぶ。 「でいぶのあがちゃんがあああああああ!!」 「いやじゃああ!!じりたちゅない!じにたちゅにゃいよ!!」 「どおじでごろじだの!でいぶだじばにもじでないのにいぃぃ!?」 「アッハハハハ!!馬鹿見てぇ、お前ら足焼かれて閉じ込められて俺に家族をつかまれてたのにまさか殺されないだろうとは思ってたの?馬鹿見てぇ!!」 そこらへんの虫だって人間に捕まれたら全力で逃げだそうって言うのに? 「ほら、泣きわめくのはそこまでにしとけよ、まだまだ殺して行くんだからそんなにないたら水分持たないぞ?」 ほれ二匹目。 「ゆべしっ…」 「ああああああああ!あがじゃんんん!!」 三匹目。 「おかーちゃんたちゅげ…」 「れーみゅのいもーちょがああぁ!!」 「おかーちゃんたちゅけちぇえ!!」 「ちにちゃくにゃいよぉぉ!!」 「れーむたちにゃにもしてにゃいのにどおちてこんなことするのおぉぉ!?」 「そりゃお前たちゆっくりが生きるにも値しない屑生物だから俺みたいな屑に殺されるぐらいしか存在価値がないんだよ、あとお母さんは助けに来ない、なぜなら君たちのことなんかどうでもいいから」 「うしょだああ!!おみゃえがおきゃあしゃんににゃにかしたんだあ!!」 む、それに気づくとはこいつら、結構利口な方なのか?まあいいや、次からは子と親を隔離してから足を焼こう。 「まあ、そうだね、でそれに気付いてどうなるって言うんだい?あ、そ~れ!!」 「おきゃあ…ゆぎゃあ!!」 眼窩から眼球と餡子が噴き出し絶命っと、次で最後の一匹だ。 「やべろおおぉぉぉ!ぞのごがらでおはなぜぇぇぇ!!」 「いやだ~!おかあしゃんたちゅけて~!!」 だから親は助けにこれないんだって、というかゆっくりに限った話でもなく戦争映画とかでは何で死ぬ前に母親のことを呼ぶんだろうね?戦場に親がきて助けてくれるわけでもないし、 映画は好きだし戦争映画も好きだけど人が死ぬ前にモルヒネを撃たれながら「ママ、ママ…」って呟くやつは大っきらいだ、そんなこと言ってもままはたちゅけてくれまちぇーんとか言いたくなるよね。 少し横にそれた。ごめん。 で、最後の一匹を手にしその手に力を込めたとき… 「やべろ!やべろ!やべろおぉぉ!!!」 べりっ!! あれ?べり…? 音がした方向を振り向いたとき目に映ったのは、焦げた足を突き破り、そこから餡子を漏らしながらも自分に向かって襲いかかってくる親ゆっくりのかをがあった。 ついさっきまで滑稽なものだとしか思っていなかったそれが、その時だけおにや悪魔の類に思えた。 「っ…いってえ!?」 とっさに顔をかばおうとして出した左腕を噛まれる、ゆっくりに噛みつかれたことなんて初めてだったけど、こいつらってこんなに噛む力があるのか!? →手につかんでいた子ゆっくりを一瞬で握りつぶし、まだ左腕に噛みついてる親ゆっくりを左手でぶんなぐる、親ゆっくりは絶命したが、自分の腕にはかなり大きいゆっくりの歯形が残っていた。 そこまで話し終えた後、青年はお茶を一杯飲んだ。 「それで君は、ゆっくりという存在が怖くなったと、ゆっくりを見るたびに最後の親れいむの顔を思い出してしまうと」 「はい、その通りです。あの顔を見た後、ゆっくりという生物が怖くなったんです、そして自分は昔いじめられた腹いせにその虐めてきた相手と同じこと、 もっとひどいことをしてたんじゃないだろうかって…だから自分はこれ以上ゆっくりを虐めることができないんです。だからこれを返そうと…」 「まあ、待て」 青年の言葉をさえぎり、袋から一つの饅頭を取り出す。 「この普通の饅頭を潰してみるんだ」 「え…?でももったいなくないですか?」 「いいから、やれ」 「じゃあ…そぉい!!」 テーブルの上に置いてあった饅頭は一瞬で周りに餡子をまき散らしながら潰れた。 「それで、いまの行為を酷いことだと感じたか?自分をいじめた相手と同じことをこの饅頭にしたと思ったか?」 「え…?いいえ、だってこれはただの饅頭でしょ?」 「そう、これはただの饅頭だ、ゆっくりもただの饅頭なんだ」 それを聞いた瞬間、青年の顔が明るくなる。 「そうか、ただの饅頭は虐待してもいいんだ!!」 「少し違うけどそういうことさ」 そう言って袋からもう一つの饅頭を取り出し、そこに般若の顔をしたゆっくりれいむの顔をペンで書く。 「これを見てみろ、この顔が怖いか?自分の行為が幸せな動物を殺してしまうんだと思うか?」 「いいえ、だってただの饅頭ですもんね!!」 「そう、ただの饅頭だ」 そう言って言葉を続ける。 「ゆっくり虐待はアブノーマルな趣味だ、これを趣味に持つことが公に知られて職を失った人だっているという。確かに生物を虐めるのが大好きだという人間がいれば社会では認知されにくいだろう… だが、ゆっくりは饅頭なんだ、生物じゃない。ただの饅頭親子、団子大家族をたたいたり焼いたり潰したりしても本来は咎められることではないし、気に病むことではないんだ。 まあ、アブノーマルな趣味といってもいろんな人がいる、ゆっくり虐待にも俺以外の考え方を持っている人もい多いだろう、だから俺はこれ以上君には何も言わないよ」 「わかりました、今日はありがとうございます、話を聞いてもらえて少し楽になりました」 「そうか、それでこの透明な箱はどうする?いらないなら私が引き取るが…」 青年が返すといって持ってきた箱を指さすと、青年は笑顔で答えた。 「やっぱり持ち帰ります、僕にはまだこれが必要みたいです」 あとがき 制裁以外の理由で虐待する人間を書こうとするとどうしても人間の屑みたいなやつになります 作者当てシリーズ このSSに感想を付ける
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本気で勝てると思ってたのか? 9KB ※俺設定 ※拙い文章 ※あまあまさんちょうだいね 本気で勝てると思ってたのか? 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 それは、もう殴り終わった後だった。 オレがまりさってヤツを思いっきり殴り終わった後だった。 左目あたりはくっきりと拳のあとが残り、左目は陥没ている。 恐らく眼球っぽいのはグチャグチャになってる。多分、もう何も見えていないはずだ。 残った右目からは涙が止め処なく出ている。 歯という歯はほとんど砕けている。殴っていて不思議に思うくらい脆すぎる歯。 よくこんな歯で食事が出来たと思われるほど圧倒的脆さ。 多分、地面に叩きつけられた時、何かで傷ついたのであろう。 右頬あたりは若干裂けてて、黒い何かが漏れている。 『しかし・・・。不思議だ。 これほどまでに弱いとは・・・。』 「ゆ゛っ・・・」 家に帰ってきたら、窓ガラスが割られていて、 部屋中を荒らされていて、荒れている部屋の中央に、 顔だけの何かが5~6匹がいて、 なんだっけ?ゆっくりしていけ?だっけ? 忘れたけど・・・。なんかそんな感じのことを言って、 このまりさっていうヤツが、頬をぷっくり膨らませて、 ここは自分の家だとかオレにあまあま?なんだそれは? よくわからんけど、よこせとかいってきて、 しまいにゃ、さっきまでいた赤いリボンつけてたやつ、たしかれいみだっけ?れいむだっけ? どうでもいいや。そんなこと。オレのことを奴隷とか言ってきた。 普段のオレなら・・・。 こんな奇妙な光景に出会ったら、叫び声あげて逃げていただろう。 こいつらは一体何なんだ?お化け?妖怪?UMA? よくわからんけど、まず普通の生物じゃないのことは確かだ。 そんな恐ろしい物に出会ったら、まず逃げるよ。怖くてな。 しかし、今日、パチンコでボロ負けして、、 イライラしていて、誰でもいいから八つ当たりしたかった気分だった。 さらにこいつら、調子に乗って、自分たちの美しさにしこってもいいとか、 顎かケツかわからないけど、なんかプリンプリン振ってきて、 ムカついた。 あと、小さい顔のやつらが、うんこっぽいのするし、 なんだ?その?スーパーうんこタイムとかいってたな。 ムカつくわ~。ホントムカつくわ~。 思い出すだけでムカつくわ~。 で、このまりさっていうヤツが、 何か制裁だとか言って、体当たりしてきた。 その体当たりをする度に、ポニョンポニョンって音がして・・・。 それが異様にムカついた。 気がついたときにはボコボコに殴ってた。 やめてとか途中で言ってたけど、何かその声を聞けば聞くほど、 拳を振るスピードが早くなっていった。 ああ、思い出したよ。 殴ってる途中で、小さい顔の奴らが、 お父さんをいじめるなとか言って、こいつらも体当たりしてきたけど、 全部叩き潰してしまったな。 つまりあれか。あの小さいのはこいつの子供ってことか。 そういや、このまりさってヤツにそっくりなやつたくさんいたなぁ~。 あと、赤いリボンつけたたやつもいた。 そして、このまりさと同じくらいの大きさで、 赤いリボンつけてたヤツはいつの間にか消えていた。 あ~多分、常識的に考えたら、このまりさの番で、あの小さいやつ等の母親ってことか? 多分、そうなんだろうな。 しかし、自分の夫と子供を殺されていて逃げ出すってどんなアバズレだ? これだから女は・・・。信用出来ねぇ・・・。 こいつもこいつの子供もかわいそうだな。そこは同情してやるよ。 あとは全部ムカつくけど・・・。 「ゆ゛っ・・・ゆるぢ・・・で・・・」 息も絶え絶えに許しを乞うまりさ。 『許すも何も・・・。お前・・・。』 「も・・・うびど・・・いごど・・・じな・・・い・・・で・・・」 『ひどいことってなんだよ。お前、オレの部屋をひどいことしておいて、 オレのことをひどく罵った癖に、 自分がひどいことにあうと許せとかおかしくねぇか?』 「ごべん・・・な・・・じゃい・・・もう・・・やべ・・・で・・・」 まりさは泣きながら謝ってきた。 『もう気が済んだから、これ以上は殴らねぇよ。 けどよ・・・。お前・・・。本気で勝てると思ってたのか・・・?』 「ゆ゛っ・・・」 『よくわかんないけどよ・・・。お前・・・。弱すぎだし・・・。』 「ぞ・・ぞんな・・・ごど・・・ばでぃざ・・・ば・・・」 『もっと客観的に物事を見ろよ。オレは無傷。 お前はボロボロ。お前を助けようとした子供たちも一瞬にして潰された。 お前の番は、お前を見捨てて逃げた。』 「ど・・・どぼぢ・・・で・・・」 『まあ、オレも大人気なく頭に血が上ってしまったけどさ・・・。』 「どぼぢ・・・でごんなご・・・どじだ・・・・の?」 『逆に聞きたいよ。どうしてこんなことしたんだ?人間に勝てるとでも思ってたのか?』 「ごご・・・ば・・・ばでぃざが・・・みづげ・・・だ・・・」 『ここはオレのウチなんだがな。まあ、そういうことをお前に言っても、 理解出来ないんだろうな。じゃあ、いいや・・・。 ここはお前の家だ。うん、お前が見つけた家だ。 そして、オレはお前の子供を殺し、お前を痛めつけた。そして、お前の家を奪った。 そういう極悪人で言いや。』 「ぞ・・ぞうだ・・・よ・・・おにい・・・ざんば・・・」 『だけど、お前は弱すぎ。』 「・・・」 『オレはさ、人間の中でも喧嘩は弱い部類に入るよ。 生まれてこの方、喧嘩に勝ったことないよ。 けど、お前はそんなやつにもここまでボコボコに負ける。 それをどう思う?』 「・・・」 『なあ・・・。どう思う?』 「わ・・・わがら・・・ない・・・よ」 『はぁ!?意味が分からん。分かるだろ。 お前はボコボコにされた。 お前、自分からこの場所を離れることが出来るか? お前、この後、そんな傷を追っておいて生きていられると思うか? お前、オレがもう一度頭に血が上って襲い掛かったら、 勝てると思うのか?』 「おに・・・いざ・・・ん・・・」 『何だよ?』 「ばでぃ・・・ざば・・・ゆっぐり・・・なんだ・・・よ・・・。」 『何だよ?ゆっくりって?』 「ゆっぐ・・りば・・・ゆっぐりじ・・・でるん・・・だよ・・・。」 『だからなんだよ。』 「ゆっぐりば・・・ゆっぐりじでる・・・だよ・・・。 ゆっぐりじでる・・・・ゆっぐ・・・りば・・・ゆっぐり・・・なんだよ・・・」 意味が分からんことを言い出した。何かムカついた。 『気が変わった・・・。お前・・・。もう一度殴られるか?』 「も・・・も・・・うやべ・・・で・・・なぐら・・ないで・・・・」 『素直に言えよ。自分は人間より強いと思っていたって・・・。』 「ぞん・・・なごど・・・ない・・・よ・・・ばでぃざ・・・ば・・・」 まりさを持ち上げて、思いっきり、地面に叩きつけた。 「ゆぼっ!!!」 口から黒い何かを吐き出した。 「もう・・・やべ・・・で・・・」 『なあ・・・。これでもお前は・・・。人間より強いって思うか?』 「ぞんな・・・ぞんな・・・ごど・・・」 『そんなに自尊心が大事か?命よりも自尊心が大事か? それともホントに客観的に自分を見れないのか?』 「ばでぃ・・・ざ・・・ば・・・おど・・・うざ・・・んなんだ・・・よ・・・ がぞ・・・ぐ・・・のり・・・だ・・・なんだ・・・よ・・・・」 『ほう。一家の家長としてのプライドか。 けど、安っぽいプライドだよな。それならば、ずっと強がれよ。 殴られている間は、やめろとか痛いとかごめんなさいとか謝るくせに。 それでも無様だな。子供は殺され、番には見捨てられて、家長としての役割を果たせやしない。 それでいて、プライドだけは一人前。ホント無様だな。』 「わがら・・・ない・・・よ・・・」 『どういうことだ?』 「いいだぐ・・・ない・・・のに・・・でぢゃ・・・うん・・・だよ・・・」 『ふ~ん。そうなんだ。つまりあれか。 痛いとか苦しいとか思っていることがつい口に出ちゃうんだな。 そういうことだな・・・。で、辞めてほしいから謝ったりするんだな。 別に悪いと思っていないのに。』 「ぢが・・・う・・よ・・・ぢが・・・」 『じゃあ、何だ?言ってみろよ。』 「・・・わがら・・・ない・・・よ・・・」 『もういい。大体分かった。 だけど、お前・・・。今でもオレに勝てると思うか?』 「・・・」 『別にバカにしたりしねぇよ。 だって事実だし。オレとお前では・・・・。 オレの方が強いって言うのは・・・。』 「ばでぃざ・・・おに・・・いざん・・・より・・・づよい・・・だけど・・・」 『・・・』 「もうやべで・・・・も・・・う・・・やべ・・・で・・・」 『なんか可哀相なヤツだなお前。いろんな意味で。 多分、お前・・・。死ぬのよ。よくわからないけど・・・。 そんな気がする・・・。死ぬ前にさ・・・。 教えてくれよ。誰にも言わないからさ・・・。 こんなことになるって思わなかったか?』 「ばでぃ・・・ざ・・・も・・・っど・・・ゆっぐ・・・り・・・じだ・・・が・・・だ・・・」 それ以降、このまりさは動くことはなかった。 この件を機に調べてわかったことがある。 これがゆっくりという生き物らしい。 よくわからなかった俺は隣に住んでいる鬼意という変わった男からいろいろと教わった。 ちなみに、その鬼意がいうには、あのまりさをボコボコにした日、オレの部屋から、 赤いリボンをしたヤツが出てくるのを見て、捕まえたらしい。 鬼意は、すぐにそいつを家を荒らした野良ゆっくりとわかったらしく、 今、監禁しているらしい。 どうやら、オレにどうするか判断を聞くつもりだったらしいが、オレの方からやってきたので、 都合が良いとか言ってた。 鬼意の部屋に上がると、呑気に歌を歌ってるあいつがいた。 「♪ゆゆゆのゆ~」 「れいむはかいゆっくりになったんだよ!!おい!!!くそどれい!!! あまあまさんをもってこい!!!! にんげんなんかせーさいしてやる!!!ゆっくりしね!!!ゆっくりしね!!!」 監禁されたことを飼われたと勘違いしているこの赤いリボンのやつ。 なんかムカついてきた。 気がついたら、鬼意がオレを羽交い絞めにして、止めていた。 目の前には顔中あざだらけのこいつ。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 鬼意は言った。ゆっくりは虐待するのが醍醐味。 簡単に殺しちゃダメだとか。 オレは多分虐待には向いてないんだろうな。 そして、つい、聞いてしまった。この一言。 「お前、本気で勝てると思ったのか?」 終わり あとがき でぃけいどはゆっくりできないみたいだね!!! なるたきっていうおじさんがいってたよ!!! せかいのはかいしゃ、でぃけいどはゆっくりしね!!! っていってたよ!!! あと、えいがさんにさいしゅうかいさんがあまりにもひどいから、 みんなおこったんだね!!! でぃけいどはゆっくりしね!!! 他の作品 ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打 ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1 ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2 ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3 ふたば系ゆっくりいじめ 169 ゲス愛で派 ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4 ふたば系ゆっくりいじめ 187 頭でなく心に訴える ふたば系ゆっくりいじめ 188 ユグルイ その5 ふたば系ゆっくりいじめ 192 長寿と繁栄を・・・前編 ふたば系ゆっくりいじめ 200 長寿と繁栄を・・・後編 ふたば系ゆっくりいじめ 221 FFR ユグルイあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る おいくそどれいあまあまもってこ(グチヤッ) -- 2016-08-18 23 13 26 何でもやしをdisるんですかねぇ -- 2016-05-26 16 10 49 いやまりさとのやりとりはでぃけいどにもなかったよ なぜか最後にでぃけいどdisってただけ -- 2015-02-17 00 09 59 注意!! ゆっくり「霊夢」とゆっくり「れいむ」は違うからな? -- 2014-06-14 21 50 22 ゆ?くそ奴隷!強いって何?意味わからないよ。プンプン(`Δ´)(笑) それよりくそ奴隷が何だろうがくそ奴隷でしょ!?バカなの!?しn(ピチューン 本当に勝てると思ったのか? -- 2013-07-04 17 42 27 ここまで一方的に叩きのめされても自分が弱いことを認めないとか本当に救いようがないな -- 2013-01-14 00 31 58 やわらか戦車と戦ったら、どうなるかな? -- 2012-08-30 11 46 57 監禁中のゆっくり霊夢むかつく あと↓×3・・・・うまい! -- 2012-07-08 11 30 42 おいおいお前ら… つまり、ゆっくりという生物はは アンチ厨のクズだってことだろ? -- 2011-10-16 01 27 44 ↓たしかにww -- 2011-08-25 13 51 27 奴はとんでもないものを壊して行きました…それはこの場の空気です -- 2011-03-14 22 52 28 饅頭が人間に勝てると思ってるとか理解不能すぎるな。 例えるならミジンコが象を踏み潰すようなものか。 -- 2011-03-06 00 01 37 このまりさとの対話、やりとりが珍しい方向に行きそうで興味深く読んでたんだけど。 そのディケイド?って仮面ライダーのパロディか引用だったのか… がっかりした -- 2010-09-23 07 58 58 おい、下の本当の字間違えてるやつ。ここにいる人間だけ見てライダーオタ全体をまとめて中傷するのはやめろ。 -- 2010-08-29 22 45 14 おのれディケイド! イイタカッタダケー -- 2010-07-30 06 31 55 SSの内容は別にいいんだけど、ライダーオタは本等に空気読めないんだな。 -- 2010-07-23 18 20 45 ディケイドネタでSS一本書いといてなんだかなー -- 2010-07-21 15 25 58 超許す。 -- 2010-07-12 01 58 01 あとがきでゆっくりよりイラッときた -- 2010-06-29 23 01 31 とりあえず、ゆっくりは問答無用で制裁、虐待は当たり前 許す、愛でるなんぞ以ての外 -- 2010-06-27 05 17 33
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※ペットの飼い方なんて、人それぞれです ※ぬるいじめ注意 俺は一匹のゆっくりまりさをペットとして飼っている。 ゆっくり愛で派の人や他の動物をペットとして飼っている人からすれば俺の飼い方はいささか乱暴のようだが、ペットの飼い方なんて人それぞれであろう。 それでもペットとして正しい飼い方に外れていると言うのであれば、飼育と言い直しても良い。俺はそれで構わない。 まりさはこれまで健康で元気良く育っている。トラウマが二つか三つか四つ程出来てはいるが、そんなもの普通に生きてても起こりうることだ。 まりさとの出会いなんて、大したことはない。 まりさがまだ子ゆっくりの頃、公園の近くの道にある標識の下で震えてうずくまっていた所を拾ったのだ。 それから今日まで、一人と一匹でそれなりに仲良く暮らしている。 そして、十二月上旬の頃。まりさが唐突にこんな事を言ってきた。 「おにーさん、まりさにもサンタさんくるかな?」 サンタ、とな? 「どうした、急に」 「まりさもサンタさんから、ゆっくりしたプレゼントほしいよ!」 どこでサンタなんて知ったのやら。いつも一緒に見ているテレビからだろうか。 俺は流し見することが多いが、まりさはわりとしっかり見ているから、俺が気付かないうちに知ったのだろう。 それにしても、サンタか。やっぱりゆっくりは成体でも子供っぽいな。それがゆっくりの魅力の一つなのだろうが。 「どうかなぁ、まりさ悪い子だからサンタさん来ないかもなぁ〜」 「ゆゆっ!? まりさとってもゆっくりしてるよ!」 俺の発言に憤慨したのか驚愕したのか、頬をプクッと膨らませてまりさが跳ねて抗議する。 「まりさ、サンタさんは良い子の所にしか来ないんだよ?」 「まりさはとってもゆっくりしたいいこだよ!」 「そうかな? 良い子はピーマンは残さないだよ」 「ゆゆっ!?」 まりさはびっくりー、と言った顔でさっきまで自分が食事していた皿を見る。 ゆっくりは総じて野菜は何でも食べる雑食だが、うちのまりさは食生活を少し贅沢にさせてしまったせいか、普通の子供のようにピーマンや人参等を嫌うようになってしまった。 だから時折、夕食のピーマンやらブロッコリー等を残すことがある。 その事を聞いた友人は『ゆっくりの分際でなんだそれは! そんなゆっくり、修正してやる!』と何処からか金槌を取り出し始めたので慌てて止めた。 「まっ、まりさはいいこだよ! ぴーまんさんもゆっくりたべるよっ!」 するとまりさは慌てて残した野菜をガツガツと食べ始めた。決して好きで食べているという顔ではないが。 驚くべき速度で残した野菜を食べ終えたまりさは口元に食べかすをつけた顔を誇らしげにして、 「ゆっ、おにーさん、ぜんぶたべたよっ! まりさはとってもゆっくりしたいいこだよっ!」 胸を張ってそう言った。 …………ふむ。 「でもなぁ、まりさはまだ良いこじゃないなぁ。良い子は口元がそんなに汚くないもん」 「ゆゆっ!? ゆっくりきれいにするよ!」 俺の言った言葉に即座にまりさは反応した。 ティッシュを口でとって机に敷くとそこに口元をゴシゴシと擦りつけて口元を掃除する。 「どう? とってもゆっくりしてるよ!」 口元を綺麗にし終えたまりさはまたも誇らしげな顔で自慢そうに胸を張った。 それを見て思う。これは面白い事が出来そうだ、と。 それからクリスマスまでの間、まりさは『良い子』、ゆっくり風に言えば『ゆっくりした子』に必死であろうとした。 言い方を変えれば俺の言う事を素直に聞くようになっただろうか。 「まりさ、良い子は遊んだオモチャはちゃんと片付けるんだよ」 「ゆゆっ! ゆっくりかたづけるよ!」 ゴムボールやゆっくりまりさ用箒(玩具)等がゆっくり用おもちゃ箱から出しっぱなしになっていても、まりさは以前と違って一言で片付けるようになった。 俺の一言でせっせと片づけを始めるまりさは割かし可愛く思えた。 「まりさ、良い子はご飯を辺りに撒き散らさないんだよ」 「ゆっくりきれいにたべるよ!」 皿に食べかすを撒き散らしても、一言で粗相を正すようになった。 「まりさ、良い子はテレビの前に陣取らないんだよ」 「ゆっくりどくよ!」 まりさの頭でテレビが見えない時でも一言で退くようになった。 「まりさ、良い子は新聞を取ってくるんだよ」 「ゆっくりとってくるよ!」 毎朝新聞をとってくるのを渋っていたが、一言で取ってくるようになった。 「まりさ、良い子はみかんを取ってくるんだよ」 「ゆっくりとってくるからおにーさんはまっててね!」 一言でパシリもするようになった。 「くらえみかんエキス! 良い子は我慢するんだぞ!」 「ゆびっ! おべべがいだいよっ! でもゆっぐりがまんずるよっ!」 「まりさ、良い子は足を舐めるんだよ」 「ゆっくりなめるよ!」 「気持ち悪い! 良い子は舐めるな!」 「ぞんなぁぁぁぁぁぁ!!」 「まりさ、良い子は家の中では帽子を脱ぐんだよ」 「ゆゆっ!? おぼうしとったらゆっくりできないよっ!」 「サンタさん来ないよ?」 「ゆっぐぢでぎないよ゛ぉぉぉぉぉぉ!!!」 まぁ、そんなこんなで。 それなりに過ごしやすい十二月も過ぎ去ってクリスマス・イブの夜。 まりさはなんだかそわそわしているようで、夜になってもベッド(猫用のものに毛布を敷いた物)で眠ろうとしない。 ベッドの脇に置いてある大きな赤い靴下(この日のために買ってくれと催促された)をチラチラとうかがっている。 サンタが待ち遠しいようだ。 「まりさ、早く寝ないとサンタさん来ないぞ」 「ゆゆっ! おにーさん、サンタさんくるかな?」 「あぁ、ゆっくり寝てればその間にサンタさんは来るよ」 「ゆゆ〜、ゆっくり寝るね!」 サンタを武器に説得すること十五分、ようやく寝入ってくれた。 眠気はあったようなので、目を瞑って三分もしないうちにゆー、ゆーと寝息をたてはじめた。 さて、と。まりさに猫騙しをかけてみて、ちゃんと寝ていることを確認すると俺は隣の部屋にクリスマスプレゼントを取りに戻った。 俺はちゃんと、まりさにプレゼントを用意していたのだ。 イブの一週間程前に、 「まりさ、サンタさんにどんなプレゼントが欲しいか手紙を書きな。俺がサンタさんに届けてやるから」 「ゆゆっ? おにーさんありがとう! まりさゆっくりかくね!」 ゆっくりには文字の概念は無いが、教えてやればある程度の読み書きは出来るようになる。 俺のまりさは平仮名の読み書きは教えている。もっとも、書く場合は口に鉛筆をくわえるためどうしても荒い字になってしまうが。 「ゆっくりみないでね!」 とまりさには言われたが、読まないことにはプレゼントを用意しようがない。 まりさの書いた手紙には、三十分程解読に時間を要する文字で『ゆっくりとした赤ちゃんが欲しい』と書いてあった。 成る程、子供か。 まりさは独り身だ。拾った時に聞いた話では家族は不幸な出来事により皆失ってしまったらしいし、俺と過ごすようになってからも家族はいなかった。 幼い頃に家族を失った身としては、家族に対する執着は強いのだろう。 ならば、プレゼントはあれしかあるまい。 翌朝。二十五日、クリスマスの朝。 「ゆっくりしていってね!!」 いつもよりも三十分早い時間に、まりさは元気良く目覚めた。やはりサンタからのプレゼントが楽しみなようだ。 まりさは寝起きで早速枕もとの赤い靴下を見やる。 そこには、まりさの期待通りにこんもりと膨らんだ、サンタ(俺)からのプレゼントが入った赤い靴下があった。 「ゆゆ〜♪ サンタさんからのプレゼントだよ!」 「まりさ、開けてみろ」 「ゆっくりあけるよ!」 しゅるり、と口を封じていた紐の一端を口にくわえて引っ張るまりさ。紐が解け、赤い靴下の口が開かれる。 まりさはわくわく、と自分で口にしながら靴下の中を覗きこんだ。 そこにあったのは、サンタ(俺)からのプレゼントとは。 「ゆほぉぉぉぉぉぉぉぉ!!! ばりざぁぁぁぁぁぁ!!! すっぎりじましょぉぉぉぉぉ!!!」 まぁ、クリスマスゆっくりネタに定番のレイパーありすだった。 相談した友人曰く、子供を欲しがるゆっくりにプレゼントする鉄板らしい。 「ゆ゛ぅぅぅぅぅぅ!? どぼじでありずなの゛ぉぉぉぉぉぉ!!」 まりさはレイパーありすから逃れようと体の向きを変えるが、レイパーありすに比べれば格段に遅い。 あっという間にレイパーありすにのしかかられた。 「ばりざのおはだ、とってももっちりしててどがいはよ゛ぉぉぉぉぉ!!」 「いやぢゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!! ありずどすっぎりじだぐない゛ぃぃぃぃぃ!!!」 「すっぎりじまじょうね゛ぇぇぇぇぇぇ!!」 「ぎもぢばるいよ゛ぉぉぉぉぉぉ!!!」 なんでもレイパー時のありすは普通のゆっくりよりも運動能力がトランザム並にパワーアップするらしく、まりさでは太刀打ちできていない。 ありすは嫌がるまりさに頬を押し付けて、高速で体を振動させている。 まりさはありすの下で涙を流しながら身を捩るが、まるで効いていない。 五分後。 「すっきりー!!」 「ゆ゛っ……すっぎりー……」 交尾は終わり、まりさの頭からしゅるしゅると茎が伸び始めた。ゆっくりの植物型にんっしんっ! だ。 茎には実が七個ほどある。 なんと驚くべきことに、全部ありす種である。メンデルの嘘つき。 「ばっ、ばりざぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!! もっどずっぎりじまじょぉぉぉぉぉ!!」 と、危ない。 絶頂したばかりのありすが再びまりさに襲い掛かろうとしていたので、慌てて蹴り飛ばす。 「ゆぶっ!?」 そのまま半ば殺すつもりで蹴り飛ばし続け、隣の部屋に押し込む。 そこでとある処理をして 「ゆびゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!! じんじゃう゛っ! ありずじんじゃうぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!」 再びまりさの居る部屋へと戻る。 まりさはは目に涙を溜めて自分の頭上を見やっている。 そこには安らかな顔で産まれる時を待っている赤ちゃんありすの実が七つある。 「よぉ、まりさ。サンタさんからのプレゼントはどうだった?」 俺がそう聞くと、まりさはクシャリと顔を歪ませ、珠のような雫を目からボロボロと零しながら言った。 「ゆぐっ、えぐっ゛、ばりざは……ばりざは、ばりざのあがぢゃんがほじがっだのに゛ぃ……」 しゃくり上げるように言ったまりさの言葉は意味不明だった。 ちゃんとまりさの赤ちゃんだろうに。 泣きながら自分の頭上を見やるまりさの顔には、悲しみの他に憎しみも込められていた。 そこに嫌な物を感じ取った俺は、釘を刺しておく。 「まりさ。俺は人からのプレゼントや自分の子供を大事にしないヤツは嫌いだからな。一匹でも殺したら、お前捨てるから」 「ゆ゛っ!?」 この時見せたまりさの絶望に染まった顔だけで、ご飯五杯はいけるなと思った、クリスマスの朝。 オマケという名の蛇足 ※ここから先は、ゆっくりいじめ系1492 都会派ありすの憂鬱 ゆっくりいじめ系1500 都会派ありす、の飼い主の暴走 ゆっくりいじめ系1512 都会派ありすの溜息 ゆっくりいじめ系1535 都会派ありすの消失_01 ゆっくりいじめ系1536 都会派ありすの消失_02 を見ていないと十全に内容を理解できないです。 ※ぺに設定ありです 男が用意したレイパーありすは、元々友人から譲り受けたものだった。 その友人はゆっくりの体の構造に興味を持っているらしく、様々な実験をゆっくりに行なっていた。 ありすも例外では無かった。 とある台風の日の翌日、山の麓で濡れ雑巾になっているありすを拾った友人は、ありすが去勢されていることを知るとありすを『ぺにぺに再生治療』の実験体にすることにした。 一度ぺにぺにを潰され去勢したゆっくりを、再度ぺにぺにを作って繁殖を行なえるようにする。 友人のその実験は数ヶ月にも及んだ。ただ突起をくっつけるだけでは繁殖は出来ないからだ。 試行錯誤の末、拾ったありすに新たなぺにぺにを取り付けることには成功した。 成功はしたのだが、その代償なのか常時レイパーモードという完全なるレイパーありすになってしまった。 友人からしてみれば半分成功半分失敗の結果だ。実験の経過や結果は既にまとめてあるので、レイパーありすが不要になった友人は困惑した。 そこで丁度舞い込んできたゆっくりへのクリスマスプレゼントの相談。 友人はこれ幸いとレイパーありすを男に押し付けた。好きにしてくれと。 そして友人からまりさを飼う男の手に渡ったありすは、しばらく透明な箱に監禁されてクリスマス・イブの夜に赤い靴下に押し込まれた。 それまで杜撰な扱いを受けたありすは欲求不満だった。再生治療を受ける前の正気など欠片も持ち合わせてはいない。 そうして視界が開け、最初に飛び込んできたゆっくりであるまりさに欲望をぶつけた。 一度すっきりし、それでも足りないと再度欲望をぶつけようとした瞬間、逆に人間から暴力をぶつけられた。 顔が陥没し、痛みで一瞬欲望が折れかかるも改造レイパーの性欲で立ち直る。 だがその瞬間にまた蹴られ、蹴られ蹴られて蹴り続けられて、またもや透明な箱に押し込められた。 「ゆびっ! なにずるのよ゛っ! ありずのすっぎりざぜるのよっ!」 ありすは毅然と男に抗議するが、男は聞く耳持っていなかった。 ありすを押し込めた透明な箱に可燃性の油を注ぎ込むと、火をつけたマッチを放り込んですぐさま透明な箱の蓋を閉じた。 一瞬で燃え上がった炎は、ありすの全身を包み込んだ。 「ゆびぎゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!」 ありすを襲う熱さ。痛さ。苦しみ。 性欲など圧倒的に飲み込むその熱波は、閉塞された透明な箱の中で荒れ狂う。 それは、ありすに正気を取り戻させるのに充分だった。 「ゆびゃぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!! じんじゃう゛っ! ありずじんじゃうぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!」 全身を包み込み炎は、ありすの髪を、底部を、皮を焼き焦がす。 そして、ぺにぺにもあっという間に炭と化した。 それにより、ありすはレイパーモードから解放されて本来の正気と記憶を取り戻した。 死んでも産んでくれた親まりさ。 かつて一緒に暮らしていた、優しい女性。 初めての友達であるれいむ。 家出した自分と仲良くしてくれたれいむとまりさ。 独りぼっちの時にやってきた台風。 台風の次の日からの毎日襲い掛かってきた痛みだけの日々。 そして、先ほど自分が行なった強姦行為。 「ゆぶぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!! だづげで、おねぇざんだづげでぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 ありすは、全身を焼く炎に負けない大声を張り上げた。 だが、届くわけが無い。 ありすはこのまま死ぬのかと思った。このまま炎に焼かれて死ぬのかと。 だが、そうはならなかった。 ありすが閉じ込められた透明な箱は、防水防火気密性に優れており炎によっても焼けず溶けず。 そして狭い箱の中の酸素を使いつくして火は弱まっていった。 やがてチロチロと下火になって完全に鎮火した。ゆっくりには酸欠の心配は無い。 火が消えた後に残ったのは、レイパーモードではなく、かつて幸せを願ったただのありすが残った。 全身がカチカチの焼け焦げた、黒い焦げ饅頭。表面だけを焼かれたため、命に別状は無く生き延びてしまったゆっくり。 動くことも喋ることも食べることも出来ないが、見ることと聞くことは出来るという状態。 「ゆ゛ぁ……ゆあ゛ぁ……」 僅かに呻くことしか出来ず、焼け焦げて潰れかけている瞼から、一滴の涙が零れた。 そのまま男はありすの前に現れなかった。ありすの存在を忘れているのかもしれない。または死んだものと思っているかもしれない。 痛みと熱さに苦しんだありすは、翌日に聞いてしまった。 「みゃみゃ〜♪」 自分の、子の声を。 隣の部屋から聞こえてくるのは、ありす種の声。生まれたばかりの赤ゆっくりの声だ。 隣の部屋では、自分がまりさに孕ませた子供がいる。 どんな経緯であれ、自分が心の底から渇望した自分の子供がいる。家族がいる。 だが、ありすはそれを手に入れることは出来ない。かつてあれ程望んだ子供からの声は、自分ではないまりさに向けられている。 ありすは何も出来ないまま、暗い部屋の片隅で、透明な箱の中、黒焦げ饅頭としてホロリと涙を流した。 ありすにクリスマスプレゼントは、無かった。 若干つづく 1 2 3 あとがきのようなもの ぬるいじめって初めてで、てこずりました byキノコ馬?
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売ゆん婦4 17KB 虐待-普通 悲劇 理不尽 飼いゆ 野良ゆ 現代 虐待人間 ぺにまむ 今回も自重しません。 書いた人 ヤリまむあき 書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 703 ゆー具 ふたば系ゆっくりいじめ 708 売ゆん婦 ふたば系ゆっくりいじめ 717 売ゆん婦2 ふたば系ゆっくりいじめ 723 売ゆん婦3 ふたば系ゆっくりいじめ 730 ゆー具 鬼畜眼鏡編 ふたば系ゆっくりいじめ 772 情けはゆっくりの為ならず 『売ゆん婦4』 一、 窓の外を眺めながらぼおっとしていると玄関が開く音がした。 青年が帰ってきたのだろう。 まむまむへのピンクローターによる振動は止まっていたが、中途半端なままでバッテリーが切れてしまったため体の火照りは治まっておらず、今客を取るような事になったら大いに乱れてしまうだろう。 いつもより少しばかり帰ってくるのが遅かったのが気になったが、すぐにどうでも良くなった。 どうせ自分のする事は変わらないのだから。 「帰ったぞ」 「ゆ、おかえりなさいおにいさん」 なんでもないような顔をして青年を迎えるが、彼の後ろに人影を見つけるとれいむの表情が崩れる。 その人物はキャリーケースを持っていた。 「へえ、これが君の所のれいむ?」 特に悪意は感じられないが、それが何の安心にもならない事は分かっている。 自分の飼い主である青年から得たゆん生の教訓だった。 「おにいさん、このひとはだれ?」 「ああ、俺の同僚。ちょっとこいつの家まで寄って荷物取ってきたから遅くなった」 青年の友人がキャリーケースを開けると、中からは一匹の銀バッジをつけた小奇麗なちぇん種が元気良く飛び出してれいむに向かって挨拶をする。 「おねーちゃん、ゆっくりしていってにぇ!!!」 少し舌足らずな喋り方やれいむよりも小柄な体格からしてまだ子ゆっくりだろうか、それでも背伸びをしているような子ちぇん。 そんな様子がれいむには微笑ましく、眩しかった。 「ゆふふ、ゆっくりしていってね!!!」 「おねーちゃんはとってもゆっくりしてるんだにぇー! わかるよー!!」 そのまま肌を寄せ合い、親愛のすーりすーりをする。 普段れいむがしているすーりすーりはすっきりー相手からの一方的な行為だったから、快楽こそ感じるもののゆっくりできるとは言えなかった。 久しぶりのゆっくりにれいむのささくれた心が癒されていく。 「れいむ、今日の客そのちぇんな」 だから、青年のその一言が普段以上に嫌だった。 「いやね、家のちぇんが最近すっきりーに興味を持ち始めてさぁ。一回100円相当の価値があるものですっきりーさせてくれるそうじゃないか」 れいむが尋ねてもいないのに事情を話し出す青年の友人に、段々と肌を擦り付ける速度を上げていく子ちぇん。 目の前のそれもれいむには遠い世界の出来事のようだった。 (そうだよ、分かってた筈だよ……) なのに、何故こんなに悲しくなるんだろう。 「れいむ、お前子供好きだろ? だから一発相手してやってくれよ」 「わかるよおおー!! すっごくわかるよぉおおおお!!」 子ゆっくりにしては中々立派なサイズのぺにぺにを屹立させて、子ちぇんがれいむのまむまむへと狙いを定める。 「やめてねちぇん! おねがいだから、おねがいだからやめてね!! おちびちゃんがすっきりーするのはゆっくりできないんだよ!?」 ここ最近諦観が目立つれいむの顔が悲壮さを増していった。 どうにかして子ちぇんを思い止まらせようと必死な表情も青年は余さずビデオカメラに収める。 まだ大人が相手なら、己が生きる為と割り切る事もできた。 でも、子供とはしたくなかった。 れいむは本当に子供が好きだったから、もう子供を生めないから、幼い命がより愛おしいのだ。 過去に子ゆっくりとすっきりーをした事はたった一度だけだが、あれは忘れられない。 ゆっくりできない記憶としてれいむの中に残り続けている。 「もうがまんできないんだよー!!」 子ちぇんがれいむのまむまむに乱暴にぺにぺにを挿入する。 ただ我武者羅に打ち付けられるそれはテクニックも何もあったものではないが、ピンクローターにより充分に解されていたまむまむはれいむの意思とは関係なく容易くそれを受け入れていく。 「ゆっ、ゆっ、ゆゆぅううううんっ!!」 若々しいぺにぺにはれいむを快楽へと誘い、淫靡な声が漏れ出す。 人間から見れば滑稽なだけだが、ゆっくり的には相当琴線に触れたのか、子ちぇんもその動きを早くする。 「おねーちゃんのまむまむすっごくきついんだにぇー!! ちぇん、こんないやらしいびゆっくりみたことないよー!!」 「ゆっ、ちぇん……」 口から涎を流しながらちゅっちゅをしてくる子ちぇん。 発情しているその姿はれいむにれいぱーありすを思い出させる。 自分の唾液と子ちぇんの涎が混じりあっていく中、れいむは過去を思い出していた。 ニ、 大きくなったぽんぽんに乱れた髪の毛、粘液がこびりついて汚れた肌。 子れいむがれいぱーありすに襲われてからそのまま寝床に運ばれたために、昨夜の痕跡がまだ痛々しく残っていた。 目覚めた子れいむは己の身に降りかかった災いが夢でなかった事に落胆し、俯いてしまう。 「ゆぅ……。れいみゅ、まだこどもなのにおかあしゃんになっちゃったよぉ……」 皮肉にも母れいむと同じくれいぱーありすに襲われ、ばーじんを奪われ、孕まされた。 望んでいない早すぎるにんっしんっにどうしていいか分からなくなって涙がこぼれる。 (いやだったのに、すっきりー、したくなかったのに……) れいぱーありすは何を言っても、抵抗しても止めてくれなかった。 助けを求めた声は黙殺された。 「起きたな」 「ゆ……? おにいしゃん?」 青年がやって来たので彼を見上げると、いつも子れいむが使っている餌皿に何かが盛られている物を持っていた。 「食え」 そう言うとそれを子れいむの眼前に置く。 何か、ゆっくりできない臭いがした。 「……これ、なんなにょ?」 「お前の飯。見れば分かるだろ?」 そういうことを聞いたのではない。 何より、餌皿に盛られている物から見え隠れする金色の髪にカチューシャは―― 「これ、きのうにょれいぴゃーだよ?」 思い出すだけで体が震えるおぞましさ、それを食べろと青年は言うのだ。 「お前の仕事の代価だよ」 「れいみゅ、おしごとなんてしてにゃいよ」 「いや、違うな。昨日のすっきりーがこれからお前のする仕事なのさ」 「ゆ!?」 あの醜悪な行為が自分の仕事? あんな、気持ち悪いだけのものが? すっきりーの最中に僅かな快楽を感じてしまった事を否定するように、叫んだ。 「いやだよ!! れいみゅ、もうすっきりーなんてじだぐにゃいよおおおおおっ!!!」 子れいむは声を荒げて青年の言葉を否定しようとする。 初めてのすっきりーで自分の未来の理想像を粉々に壊された傷は大きく、すっきりーそのものに対しても恐怖感を抱くようになってしまったのだ。 揉み上げを上下に振り回していやいやをするように体を捻るが、青年が発した言葉がそれを止めた。 「おいおい、そんなに興奮するなよ。腹の中の子供に悪影響が出るぜ?」 「ゆゆ!? れいみゅの、あかちゃん……」 身に宿した命の事を思い出して子れいむは暴れるのをやめ、膨らんだぽんぽんを見つめた。 愛し愛されてのすっきりーで芽生えた命ではないけれど、確かに赤ちゃんは自分の中にいるのだ。 「あかちゃんはゆっくりできりゅよ……。でも、どうしてれいみゅのおしごとがすっきりーなにょ!?」 「他に何ができるんだよ」 「ゆぅ……」 何も、できない。 それにこんな体では満足に動けない。 激しい動きをすれば、ぽんぽんの中にいる赤ちゃんがりゅうざんっしてしまうからだ。 「すっきりーさえしてれば飯に困る事はないんだ。野良よりよっぽどマシな環境だろ?」 「でも、すっきりーはすきなゆっくりとしかしちゃいけないにょに……」 (生意気に貞操観念まで持ってやがる。こりゃますます遣り甲斐があるな) 「今更何言ってやがる。もう、一回も二回も、三回もたくさんも同じだろうが」 「ゆ? いちと、にと、さんと、たくさんはちがうんだよ?」 子れいむは三より大きい数は数えられないが、数という概念自体はおぼろげに知っている。 青年は何を言っているのだろう。 「お前にも分かるように言ってやろう。どうせれいぱー相手にろすとばーじんした汚い中古饅頭なんだからって事さ。りきゃいできりゅ?」 ろすとばーじん。 もうこの先好きなゆっくりができても、ばーじんを捧げる事は叶わないのだ。 子れいむはその事に気付いて、とても悲しくなった。 「……ゆぐっ、えぐっ、……ゆわあああああああんっ!!」 喉の奥から出る泣き声は止まらなかった。 三、 結論から言って、子れいむは己のばーじんを散らしたれいぱーありすだったものを喰らった。 そんなゆっくりできない事はしたくないと青年に言ったが、 「なら、お前もお前の腹の中の餓鬼も飢え死にするだけだな。俺はこの死骸がなくなるまで、これ以外の餌はやらん」 と言われただけだった。 そんな事したくはなかったが赤ちゃんが死んでしまうような事はあってはならないので、仕方なく青年の言ったとおりに死骸に口をつけたのである。 (ごめんにぇ……) 朝の分の食事が済むと、青年は子れいむに仕事の内容を説明した。 子れいむの食費は2~3日でおよそ100円程度に換算されるらしいので、その分を子れいむ自身が稼ぐのが仕事の目的である。 まっとうな手段でゆっくりが金を稼げる事などほぼ皆無なので、青年の庇護の下安全にれいむでも金を手に入れられるのがすっきりーなのだ。 基本的にゆっくりというのは、冬に子作りをして一家全滅したり、雑音をゆっくりできるおうたと言い張って道行く人間にあまあまを要求したり、より良い住処を求めて人間の住居に侵入しておうち宣言をしたり、と己の欲求に弱く危機感知能力に疎いナマモノである。 ただ、ゆっくりした生活をする為に街に落ちているゴミを利用してそこそこ上等な住処を作ったり、落ちている金を拾って人間の店から何かを手に入れようとしたり、と知識の片鱗らしきものを見せることがある。 街の野良ゆっくりの中には人間、ゆっくり双方を相手にする情報屋を営むものまで現れているのだ。 こういったゆっくりの欲望に関する熱意はそれなりに侮れないと思う。 そういったゆっくり達の欲は当然深く、食欲・睡眠欲・性欲における傾向は人間と同等以上に顕著だ。 青年はそういった習性に目をつけ、子れいむを対価次第でゆっくりの性欲の捌け口にするつもりだったのである。 そこそこ知恵のあるゆっくりにとっては、すっきりーをすれば自分か相手がにんっしんっするのでそれを控えている。 だがにんっしんっを気にしないですっきりーできるのであるばどうだろうか? 他にもれいぱー予備軍と呼べるゆっくりにとってこれは魅力的な案だった。 「おにいしゃん、すっきりーすればれいみゅにごはんしゃんくれるにょ?」 「ああ」 「……わかったよ。れいみゅ、すっきりーするよ……」 (……もう、れいみゅひとりのからだじゃにゃいよ! れいみゅは、あかちゃんをうんでゆっくりしたおちびちゃんにそだてるんだよ!!) すっきりーに対する嫌悪感は根強いが、それをしなければお兄さんからご飯をもらえない。 それは、子れいむがずっとゆっくりしてしまうことだ。 それに、大好きだったお母さんはさあおたべなさいをしてまで自分を生き延びさせてくれたのだ。 簡単に生きるのを諦めてしまうのは、お母さんの想いに応えられないということになり申し訳ない。 だから、子れいむは自分も赤ちゃんも幸せになる為に仕事をする事に決めたのだ。 (でも、おにいしゃんひどいよ……) 青年がれいぱーありすを自分にけしかけた事を、子れいむは覚えていた。 彼に対する不信感が自分の中で大きくなっていくのを感じたが、今まで飼ってくれていた恩があるため憎みきる事もできず、心の中に何かが燻っていく。 (やっぱり、れいみゅがなにもできないのがわるいんだにぇ……) 自分が無能でご飯を取ってこれないようなゆっくりだから、青年も冷たくなったのだろうか。 子れいむを守ってくれた優しいお母さんはもういない。 これからは、自分が赤ちゃんを守っていかなければならないのだ。 「よっと」 「ゆべっ!」 そう考えている矢先に青年は子れいむを摘み上げ、ぞんざいにキャリーケースに入れた。 「いちゃい……。おにいしゃん、もっとやさしくしてにぇ! れいみゅのぽんぽんにはあかちゃんがいるんだよ!! あかちゃんがゆっくりできにゃいよ!!!」 自分はともかく、赤ちゃんにもしもの事があったらどうするのか。 そんな気持ちを込めての抗議だが青年は全く取り合わない。 「五月蝿い。騒ぐと捨てるぞ?」 「ゆゆっ!?」 そう言われては子れいむも黙るしかない。 彼に見捨てられては生きていけない事を知っているからだ。 「まずは野良の間にお前の噂を広めてもらわないとな」 「……うわさってなんなにょ?」 「金さえ出せばすっきりーさせてくれる売ゆん婦、ってな」 その呼び方は、とてもゆっくりできない予感がした。 四、 子れいむは、青年に連れられてビルの谷間にある薄暗い場所へと到着した。 ダンボール箱で作られ、ブルーシートがかけられた物、ゆっくりのおうちであろうか。 その中から一匹のまりさ種が出てきた。 「おにいさん、きょうはなんなのぜ?」 「ちょっと紹介したい奴がいてね。お前にこいつの情報をゆっくりの間に広めて欲しいのさ」 体は傷だらけで眼光も鋭く、子れいむを値踏みするような目で見るまりさ。 まりさは、情報を売る事を仕事としていた。 ゆっくりには餌場やゆっくりできる情報を。 そして人間には、街のゆっくりに関する情報を売っていた。 「なかなかびゆっくりなのぜ。でも、なんでまだおちびちゃんなのに、にんっしんっしてるのぜ?」 「俺がれいぱーに襲わせたんだよ。仕事を体験させてやったのさ」 青年の言葉を聞いたまりさは僅かに顔を歪めるが、すぐに元のふてぶてしい表情に戻る。 このまりさは、虐待お兄さんの間でもゆっくりの情報が手に入るという事で重宝されていた。 ゆっくりの事はゆっくりが一番知っている、というわけだ。 だがやはりただのゆっくりに過ぎず、人間の気まぐれで自分がどうされるのか分からない。 ゆっくりという存在が如何に脆弱か、良く知っているのだ。 だからできるだけ人間の機嫌を損ねないように気をつけていた。 子れいむに対する仕打ちにも思うところがないでもないが、所詮は赤の他ゆっくり。 どうなろうと、自分の知った事ではない。 そう思って割り切っているのだ。 「しごとっていうのは、すっきりーなのぜ?」 会話から仕事の内容に行き当たるのは頭の回転が早いからだ。 そうでなくては情報屋などやっていけない。 「そう。すっきりー一回100円もしくはそれ相応の価値があるもの。但し、人間基準でな」 話がとんとん拍子に進んでいくので青年も手間が省ける。 情報屋まりさは頭の中で情報を整理し、条件を提示する。 「あまあまがすこし。それでいいのぜ」 「あいよ」 青年はクッキーや飴の入った紙袋をまりさに渡す。 中身を確かめるとまりさは頷いた。 「ゆん、こうしょうせいりつなのぜ」 「じゃ、頼むぞ。そうだ、チップをやるよ」 子れいむはまりさの前に運ばれた。 「ゆ? ……ゆゆ?」 まりさと子れいむの目が合う。 子れいむは状況が理解できず、まりさもチップとは何か分からない。 「どういう、ことなのぜ?」 「そいつで一発、すっきりーしていいぞ」 あくまでも相手の任意に任せるといった形だが、青年のそれは強制である事をまりさは肌で感じた。 逆らえばどうなるか、想像もつかない。 既に青年はビデオカメラを構えていた。 (これも、仕事の内なのぜ……) まりさは子れいむにゆっくりと近づいた。 その瞳に温度は感じられない。 子れいむも雰囲気の異様さを感じ取ったのか、身重の体でまりさから遠ざかろうとする。 「……や、やめてにぇ?」 「しんぱいないのぜ。すぐにおわるのぜ」 子れいむのまむまむを舐めて湿らせる。 前戯により少しでも子れいむの負担を減らそうというつもりなのだろう。 「ゆ、ゆふぅっ……。くしゅぐったいよぉ……」 性感が未発達な子ゆっくりだから感じてはいないが、僅かに子れいむのまむまむは解れてきたようだ。 そんな子れいむを見ているうちにまりさもぺにぺにが熱を持つのを感じた。 すっきりーなど何時以来だろうか。 「……いくのぜ」 すっかり硬くなったぺにぺにが挿入された。 「ゆ、ゆぎいいいいいっ!!」 二回目のすっきりー。 まだ不慣れな事もあり快楽より痛みが先行する行為。 まりさのぺにぺにが子れいむのまむまむの中を掻き回す。 ぶじゅりという音が、まむまむの中から聞こえた。 「やめでえええええええっ!! あがじゃんが、れいみゅのあがじゃんがあああああああっ!!!」 「……っ!!!」 ここに至って子れいむはにんっしんっした状態によるすっきりーの危険性を思い出した。 れいぱーありすに襲われてからなるべくすっきりーについて考える事を餡子脳が拒絶していたのか、仕事をすると決めた時にもりゅうざんっの可能性を考えていなかったのだ。 「まりざやめでえええええ!! あがじゃんがじんじゃうううううう!!」 子れいむの悲鳴はまりさの良心を突く。 もうそんな物、どこかに捨てたのだと思ったのに。 「……だまってるんだぜっ!!」 「ゆぐっ!」 子れいむの声をこれ以上聞きたくなかったまりさは、ちゅっちゅで口を塞いだ。 休みなく打ち付けられるぺにぺに。 子れいむのまむまむに痛みと、何かが漏れる感触が生まれる。 何か大切な物が漏れ出す、そんな感触だ。 まりさが顔を仰け反らせて歯を食い縛る。 子れいむも涙を流しながら嬌声を発した。 「すすすすすすっきりいいいいっ!!!」 「ゆんやあああああっ!!! ……すっきりぃいいいいいっ!!!」 そして、二匹同時に果てた。 「ゆはあ、ゆはあっ……」 荒い吐息をするまりさは、子れいむのまむまむからぺにぺにを引き抜く。 ぺにぺにの先端には何かが付着していた。 「まりさは、あやまらないんだぜ……」 「……」 所謂レイプ目で子れいむは地面に横たわっていた。 青年がオレンジジュースをかけてやると意識を取り戻し、弱弱しく起き上がった。 「あかちゃん、れいみゅの、あかちゃんは……?」 子れいむが己のまむまむの方に視線を向けると、まりさから注ぎ込まれた精子餡の他にも溢れ出るものがあった。 その中には、小さいがゆっくりの飾りらしき物が含まれている。 「あか、ちゃん……?」 「りゅうざんっしたな」 青年は子れいむのまむまむをアップで撮影していた。 飾りらしき物の他に、歯、目などの器官も流れ出てくる。 指を広がったまむまむに入れて、その内容物を掻き出し子れいむに見せ付けた。 「お前の赤ちゃんになる筈だった物だよ」 「ゆ……」 「ん? どうした?」 「ゆんやあああああああああああああああああああああああっ!!!」 子れいむがリアクションを取らないのでどうしたものかと思っていたら、いきなり気が狂ったような表情で絶叫したから青年も驚いた。 無論、しっかりとその表情をカメラに収め続けていたが。 「かえじでえええっ!!! れいみゅの、がわいいあがじゃんがえじてええええ!!!」 涙やよく分からない汁で顔を濡らした子れいむがまりさに詰め寄る。 そんな痛ましい様子に、まりさは顔を背ける事しかできなかった。 「がえじでよおおおおおおっ!! がえむぐっ!?」 「あー、五月蝿い」 れいむの叫び声が鬱陶しかったのか、青年は子れいむにラムネを飲み込ませて眠らせた。 やがて後始末を終えて子れいむのりゅうざんっした赤ちゃんだったものを地面に投げ捨てるとまりさに言う。 「お疲れさん。いいのが撮れたよ。今回のタイトルは、『妊婦がすっきりー、そしてさようなら赤ちゃん』にしようと思うんだ」 「……すきにすればいいのぜ」 青年達が帰った後、まりさは地面に飛び散った赤ちゃんの成れの果てを可能な限り集めた。 コンクリートの地面なので埋葬はできないが、今度土のある場所に行く時にそこに埋めてあげる為である。 「……ごめんなのぜ」 これが、情報屋まりさと売ゆん婦れいむ、その長い付き合いの始まりの日にあった出来事である。 ちょっと情報屋まりさが頭良すぎな気もしますが、今回は売ゆん婦れいむりゅうざんっの回です。 冒頭のお兄さんの友人は、自分のゆっくりにはそこそこ優しいけど野良や銅バッジはどうでもいいタイプの人です。 あと、こんにちはあかちゃんって歌ありますよね?今回ニヤニヤ動画に上げる奴のタイトルはそれのパロです。 自分も最初はゆ虐絵が書きたかったのですが、美術の成績最高3の自分には無理だと悟って諦めました(orz 余談ですが一の文中の、「ゆっ、ゆっ、ゆゆぅううううんっ!!」は「あっ、んっ、ふあああああああああんっ!!」に脳内変換していただけると銀バッジちぇんの気持ちになれるかも。 ヤリまむあきでした。 挿絵 by鉛筆あき 挿絵 by儚いあき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 情報屋まりさマジかっこいい...人間だったら惚れるかも -- 2013-04-19 22 17 02 このまりさ。。。できる!!! -- 2011-10-20 04 09 16 うんうんwおもしろくなってきたぜww -- 2011-06-29 08 10 06 どんな形であれゆっくりできないゆっくりの話を読むのはヒャッハーな気分になりとてもゆっくりできる -- 2011-02-18 16 00 55 れいむマジきめぇwwれいぱーも十二分以上にキモいがその五倍はキモいwwwww -- 2010-11-03 21 49 28 おげぇ… -- 2010-07-13 00 48 31
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300 名前: 朝まで名無しさん [sage] 投稿日: 2008/04/03(木) 22 51 45 ID uCR8kvWr 294= 298? 筋肉組が参入する経緯についてはどう考えてますか?? 302 名前: 朝まで名無しさん 投稿日: 2008/04/04(金) 00 07 30 ID x2PkjYNm 300 難しいご質問ですね。 VECTORSメンバーY、E、Hと被害生徒がいる5組とBがいる3組。 「筋肉組」は、「野球・アメフト」グループで特に、3組と5組の廊下サッカーをやっていた 連中を中心とするグループと私は考えています。(2ch「なかよっぴ」のいう廊下・食堂組です。) 彼らの内、関与が明確なのはIです。(I自身は廊下サッカーはやってないと考えていますが) 2007年の春休みまでには、Tシャツなどを被害生徒に売りつけています。 サイトで被害生徒への中傷が激化するのも同じころ(2007年2月~3月ごろ) と想像しています。春休みにはアルバイトをしていたとの報道もあったように思います。 このころ被害生徒の置かれていた状況のさらなる変化が感じられます。 I以外にどのような関与・関係があった、或いは、なかったか分かりません。 しかし、この連中が、HやIのメールに於いて脅迫に使われたことは間違いないと 思っています。被害生徒はこの「廊下・食堂組」を以前から恐がっていた。 また、多くの在校生達が、事件以降、この連中に、何らかの関係・関与があったのでは ないかと、疑いの目で見ていたことも事実だと考えます。2chになされた多くのリークが このことを証明していると思います。 VECTORSメンバーの被害生徒への虐めが2006年秋以降エスカレートするなかで、 このグループが被害生徒を守っていたことは先ずありえない。逆に、虐めに便乗した 疑いは、今もなお晴れていないのではないかと私は考えています。 303 名前: 朝まで名無しさん [sage] 投稿日: 2008/04/04(金) 01 12 01 ID apzj+7uK 302 あ。ほぼ同意です。 2~3月頃に激化するきっかけになったのは、やっぱり下半身画像とかですかね?? どこかで、これがいつ頃なのか話題になったと思うんだけど、 自分は1月~2月頃じゃないのかなと思ってるんです。 (upされたHPは、まあ十中八九6hpですよね) これによって、仲間内・クラス内の弄りが広く知れ渡ってしまい、 変な奴らに目をつけられる事になっちゃったのかな、と。 変な奴らってのは、つまり「廊下・食堂組」とか、HPで「イキってる」連中のことです。 ていうか、なんだろう。。 報道を読んでると、Iが参入したのってすごい唐突な印象なんですよ。 フットサル関係はあなたが書いてきたように、 点と点が繋がって線を引いていけるんだけれども、 I関係(筋肉組関係)は何故かうまく線が引けない。 弄り、中傷、傷害と物品売り付け恐喝は、ちょっと種類が違うし、 自然にエスカレートしていったような感じが、まだしない。 そのへんが少しモニョるんですよねー…… 304 名前: 朝まで名無しさん [sage] 投稿日: 2008/04/04(金) 01 18 49 ID apzj+7uK フットサルが関与したことは、点が多く散らばってるのかな。 それで繋ぎやすいのかも。 でも物品売り付けとか恐喝とかI絡みは、点が少ないよね。 なんでだろ。。 捜査は、イジメではなく恐喝がメインだったのに。。? どうもスッキリしない。何か捩れがまだあるような無いような……? 305 名前: 朝まで名無しさん 投稿日: 2008/04/04(金) 22 46 05 ID x2PkjYNm 303,304 県警と地検は、被害生徒と逮捕者の携帯に関するデータのみで、恐喝及び恐喝未遂を 立件したに過ぎません。サイトをつかった名誉毀損や「いじめ」については立件を見送った のではないかと思います。従って、捜査結果も最小限でしか発表されませんでしたし、 学校調査も、まるで「パンドラの箱」を開けないようにしたかの如くでしたから、情報が 限られてしまったのだと思います。報道も相手が生徒ですから取材も当然制約を受けて いたと思われます。2chの書き込みを見ると、9月20日の段階でも担任ミックのフルネーム でさえ入手できてないことが分かります。 写真は、9月20日産経の『「下半身写真、ネットに」神戸の自殺生徒がメモ』の記事に 男子生徒がよく通っていたという学校近くの店の店員らによると、男子生徒が「今年1月ごろ、 罰ゲームで陰毛をそられ、そのときに写真を撮られた」と話していたという。 とありますので、1月ごろHとのPK戦罰ゲームで撮られたと考えられます。Hは「仲良し」サイト 「 //6hp」からプロフ・日記をこの頃には消していたと思われますが、Hが自ら作文でサイトへの 書き込みを認めているように、アップされていた可能性は十分あると考えられます。 激化の原因は分かりません。中傷が中傷を生みだして激化したのかも知れません。2月には 2回目のモヒカンにもされていると考えられますので、また何かトラブルがあったのかも知れま せんが、想像がつきません。 306 名前: 朝まで名無しさん [sage] 投稿日: 2008/04/05(土) 02 55 56 ID mGs/P5xD 305 >サイトをつかった名誉毀損や「いじめ」については立件を見送ったのではないかと思います。 >従って、捜査結果も最小限でしか発表されませんでしたし、 >学校調査も、まるで「パンドラの箱」を開けないようにしたかの如くでしたから、 >情報が限られてしまったのだと思います。 そういう事ですよね。 学校や保護者や生徒ってのは、次の通りでしょ。 ・最初から事件解明などする気がなかった ・自分に害が及ばないようにって事しか関心がなかった 警察は上記の2点について協力が得られなければ、捜査も立件もしようが無いわけで。 報道機関も、警察か学校関係者くらいしか取材元がないわけで。 だから「点」が少ないんだよね。 これまでにも、残念ながらこれからも、 イジメが原因で自殺する子供達はたくさん居たし居るってのに、 彼らは誰も、そういった現状を何とかしよう!なんて考えないんだろうね……
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/633.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 290 れっつびぎん/コメントログ」 ところで、近所の野良ネコが可愛いんだよ。触りたいなぁ。 -- 2010-07-04 01 49 06 おにいさんが楽しそうでなにより -- 2010-09-11 20 44 35 お兄さんってダ0テなのかな・・・ -- 2012-02-19 20 20 35 お兄さんが楽しそうでなにより -- 2018-01-16 17 57 35